短歌講座・受講者作品とその講評例 | 添削例・講評例 | 通信講座 | 朝日カルチャーセンター
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月~土 10:00~18:00 原則日曜祝日休業

短歌講座・受講者作品とその講評例

馬場教室

春一番庭木に止まりしヒヨドリが使わぬ筋肉駆使して堪える 青島由美子(神奈川県)

老い夫と二人睦まじく生きる世のサスペンスは言ふアリバイなしと  渡辺征美(静岡県)

ロキソニン夫に飲ませ吾も手の痛み止め塗る午前二時なり 杉岡尚子(三重県)

佐佐木教室

行く秋の日ざしに伸びをするごとく射水の川は流れをりたり 北澤道子(東京都)

声高くボートの歌を捧げたり梅雨の晴れ間の西東京墓苑 矢島淨藏(東京都)

少子化の進みゆく町にコンビニと塾だけが増え闇を照らせり 森田小夜子(静岡県)

高野教室

冬空にスカンジナビア半島のかたちの雲が溶け出している 田中 泉(千葉県)

その人の低きよき声忘れ得ず風の彼方の遠き青春 大竹茂子(神奈川県)

岡井教室

朝漁の鰯はきれいターコイズブルーの縞が背中に光る 小柳啓子(神奈川県)

矮(ひく)き樹の細き枝にもあかあかと柿の熟して幼児(こ)等(ら)よろこびぬ 雲井 綾(東京都)

「草木」教室

五十七年伊予に住みたる吾が歌の合間合間に柑橘匂う 山田志慧子(愛媛県)

今野教室

小町通りの人込み抜けて着きし寺萩さやさやと風吹き渡る 松谷未知(神奈川県)