元大関琴風の大相撲談義| 立川教室 | 朝日カルチャーセンター
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平日 9:45~19:00 / 土 9:45~18:30 日 9:45~16:00 / 原則祝日休業

相撲名物記者が聞く 元大関琴風の大相撲談義

講師名 日本相撲協会事業部長(元大関琴風) 尾車親方
朝日新聞記者(元大相撲三賞選考委員) 抜井 規泰
講座内容
尾車親方(元大関琴風) / 聞き手 朝日新聞 抜井規泰記者
千代の富士の好敵手で知られた大関琴風は、数々の不運や悲運を乗り越えて大関の座をつかんだ苦労人で知られています。引退後は尾車親方として多くの関取を育ててきましたが、5年前、再び悲運に襲われました。事故で首から下が完全にマヒする「頸髄損傷」。しかし、医師たちが「一生寝たきりでも全く不思議ではない」と口をそろえる大けがから、奇跡の復活を果たしました。聞き手は、朝日新聞記者で元三賞選考委員の抜井規泰さん。どんな悲運にも決して諦めず、不屈の闘志で立ち向かってきた元大関琴風の人生をたっぷりと語っていただきます。
日時・期間 土曜 13:00-14:30 10/14~10/14 1回
日程 2017年 10/14
受講料(税込み)
10月~10月(1回)
会員 3,024円
一般 3,672円
教材費
設備維持費
注意事項
講師紹介 尾車親方 (オグルマオヤカタ)
尾車浩一(オグルマ・コウイチ)。元大関 琴風豪規。公益財団法人日本相撲協会理事事業部長。
のちの横綱琴桜(先代佐渡ケ嶽親方)にスカウトされ、中学2年で三重県津市から上京し、1971年名古屋場所で初土俵。18歳で新十両、19歳で新入幕と順調に出世し、78年初場所で史上4番目のスピード記録(当時)となる20才8ヶ月で関脇に昇進。しかし、「次の大関候補」と目されていたが、左膝じん帯を断裂し、幕下まで転落した。
ケガを治し、もう一度番付を駆け上がった矢先に、再び左膝じん帯を断裂する大ケガで、土俵人生の危機を迎えた。しかし、当時の春日野理事長(元横綱栃錦)が「神も仏もいないのか」と漏らした悲運を乗り越え、81年秋場所後に大関昇進。膝の大ケガの反省から相撲の型を見直し、相手と組み合う相撲から、立ち合いから一気に押す速攻相撲へと大転換させた。代名詞の「がぶり寄り」を武器に三賞6度、優勝2度。乗り越えた数々の苦しみを感じさせないその笑顔から「ペコちゃん」と呼ばれ親しまれた。
美声でも知られ、現役時代から何枚ものレコードをリリース。苦労に苦労を重ねてたどり着いた大関への道を男女の恋になぞらえた代表作「まわり道」は、琴風の人生そのものといわれ、60万枚の大ヒットを記録した。
引退後、年寄尾車を襲名。87年に佐渡ヶ嶽部屋から独立して尾車部屋を興し、豪風、嘉風らを育てた。しかし、2012年4月、巡業先での転倒で頭を強打して頸髄を損傷。首から下がマヒする重傷を負う。一生、寝たきりとなっても不思議ではない大けがから、再び不屈の闘志で復活。現在、相撲協会ナンバー2の事業部長として、八角理事長(元横綱北勝海)と二人三脚で大相撲の屋台骨を支えている。



抜井 規泰 (ヌクイ ノリヤス)
朝日新聞記者。元大相撲三賞選考委員。1994年、中央大学法学部卒。同年、朝日新聞社入社。週刊朝日編集部、特別報道部、スポーツ部などをへて、現在、社会部立川支局記者。主にスポーツ記者として、大相撲、プロ野球、大リーグを取材。週刊朝日編集部時代にプロ野球ロッテ球団の薬物疑惑をスクープ報道したほか、「マブチモーター会長宅強盗殺人事件」の主犯の別件の未解決殺人事件報道で、2007年の「雑誌ジャーナリズム賞・スクープ賞」受賞。著書に「知らないと怖いインプラント治療」など。

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