「遠野物語」の魅力を探る| 立川教室 | 朝日カルチャーセンター
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【新設】「遠野物語」の魅力を探る 山の不思議と人間苦を重ね合わせた話から

講師名 『柳田國男全集』編集委員 小田 富英
講座内容
飢饉の犠牲者供養のため彫られた遠野五百羅漢
『遠野物語』には、嫁姑問題から端を発した息子による母親殺しや、山女と間違えて猟銃で撃ってしまった殺人事件など、現代社会における犯罪の動機と同じ位相の話が数話あります。ただ、現代の犯罪事件と違うのは、その伏線や舞台の設定に山の不思議や怪奇が絶妙に絡み合っていることです。これらの話には、柳田が文学など現実の人間苦の話に比べればたかが知れていると喝破し、「我々が空想で描いてみる世界よりも、隠れた現実の方が遥かに物深い。」(「山の人生」)と述べる原点があります。今回は、『遠野物語』のなかの「犯罪」話にスポットを当てながら、山の不思議の噂話と、小さな共同体のなかで生きている生身の人間の苦しみを柳田はどう表現したのかをみてみたいと思います。みなさんのご参加をお待ちしています。
(講師記)
日時・期間 木曜 15:30-17:00 01/17~01/17 1回
日程 2019年 1/17
受講料(税込み)
1月~1月(1回)
会員 3,024円
一般 3,672円
教材費
設備維持費
注意事項
講師紹介 小田 富英 (オダ トミヒデ)
東京学芸大学卒。36年間東京都公立小学校教員を勤めた後、作新学院大学特任教授を経て、現在『柳田国男全集』編集委員・日本地名研究所『地名と風土』編集長・常民大学運営委員・全面教育学研究会会員など。共著:『柳田国男伝』(三一書房)、『柳田国男事典』(勉誠出版)、『犯罪の民俗学2』(批評社)、『口語訳 遠野物語』(河出文庫)他。論文:「初稿本『遠野物語』の問題」(『国文学』)「野に生きる 水野葉舟論」(『伊那民俗研究』)、「平地人とは誰か」(『遠野学』)など多数。『地名と風土』で「地名学習のすすめ」を連載中。来年吉祥寺で開催予定の「第36回日本地名研究者武蔵野大会」の実行委員長を務める。

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