夏目漱石の幻想文学 琴のそら音| 湘南教室 | 朝日カルチャーセンター
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月~土 9:30~19:00 原則日曜祝日休業

【新設】夏目漱石の幻想文学 琴のそら音

講師名 東京大学教授 小森 陽一
講座内容
小森陽一さん
「琴のそら音」は、東京帝国大学講師の時に夏目金之助の教え子の一人であった小山内薫らの同人誌『七人』に1905年5月に発表された短編小説です。主人公靖雄の友人の津田が、インフルエンザで亡くなった親戚の女性が、出征中の夫の鏡の中に姿を現したという話をします。許婚者がインフルエンザに罹っていたので心配で眠れなかった康雄は、早朝彼女の家を訪れてみると全快していた、という筋立てです。漱石自身も関心を持っていた脳細胞による感応(テレパシー)が、幻想小説としての重要なモチーフになっています。同時に催眠術が狸が化かすことだといった落語的な滑稽も取り入れられています。作家漱石の出発点における幻想小説の意味についても考察したいと思います。(講師記)
日時・期間 土曜 15:00-16:30 12/22~12/22 1回
日程 2018年 12/22
受講料(税込み)
12月~12月(1回)
会員 3,240円
一般 3,888円
教材費
設備維持費
注意事項
ご案内 受講券をお持ちください。
講師紹介 小森 陽一 (コモリ ヨウイチ)
1953年生まれ。北海道大学大学院文学研究科修了。成城大学文学部助教授、東京大学助教授を経て現職。著書に『構造としての語り』(新曜社)、『読むための理論 文学・思想・批評』(世織書房)『知の技法』(共著・東京大学出版会)、『ことばの力・平和の力 近代日本文学と日本国憲法』(かもがわ出版)、『難民(思考のフロンティア)』(共著・岩波書店)。『戦後日本は戦争をしてきた』(共著・角川書店)、『理不尽社会に言葉の力を』『戦争への想像力』『生きさせる思想-記憶の解析・生存の肯定』(新日本出版社)、『天皇の玉音放送』(朝日新聞出版)、『漱石論 21世紀を生き延びるために』(岩波書店) 、『東アジア歴史認識論争のメタヒストリー』(共著・青弓社)、『壊れゆく世界と時代の課題』(共著・岩波書店)などがある。

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