超新星と中性子星-星の死と遺されるもの| 湘南教室 | 朝日カルチャーセンター
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【新設】超新星と中性子星-星の死と遺されるもの

講師名 国立天文台助教 滝脇 知也
国立天文台助教 田中 雅臣
理化学研究所宇宙観測実験連携研究グループ・グループディレクター 牧島 一夫
講座内容
「かに星雲」
星は、生まれ、進化し、やがて一生を終えます。重い星の最期には、大爆発が起き、超新星として数ヶ月にわたり明るく輝きます。1つの銀河では、平均50-100年に1回の超新星が発生すると考えられます。これら超新星爆発は、星の内部で合成されたシリコンや鉄などの重元素を、宇宙空間にまき散らす過程としても重要です。超新星には2つの型があり、その1つの型では星の中心部が重力でつぶれ、残骸の中心にブラックホールや中性子星が残されます。(牧島・記)

第1回 スパコンで知る超新星の仕組み=国立天文台助教・滝脇知也
第2回 観測からわかる超新星の姿=国立天文台助教・田中雅臣
第3回 中性子星の最新像=理化学研究所宇宙観測実験連携研究グループグループディレクター・牧島一夫
日時・期間 土曜 15:30-17:30 08/26~09/23 3回
日程 2017年 8/26
受講料(税込み)
8月~9月(3回)
会員 9,072円
一般 11,016円
教材費
設備維持費
注意事項
ご案内 当日は受講券をお持ちください。
カリキュラム 第1回「スパコンで知る超新星の仕組み」:滝脇知也
光では見通せない星の内部で超新星爆発がどのように始まるのかは、観測よりも理論とスパコンを用いて研究されています。そこでわかった想像を絶する物質の変化と運動を説明したいと思います。

第2回「観測からわかる超新星の姿」:田中雅臣
近年の天文観測により、毎年1000個を超える超新星が発見されています。実際の観測から明らかになった超新星の姿を、最新の研究成果を交えながら解説します。

第3回「中性子星の最新像」:牧島一夫
超新星爆発では、星の中心部に中性子星(パルサー)と呼ばれる高密度の天体が残される場合があります。この講演では観測と理論に基づき、中性子星の最新像をお伝えします。
講師紹介 滝脇 知也 (タキワキ トモヤ)
1980 年生まれ。東京大学理学部物理学科卒業。東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。東京大学大学院理学系研究科付属ビッグバン宇宙国際研究センター特任研究員、国立天文台天文シミュレーションプロジェクトHPCI特任助教(博士研究員,専門研究職員などを経由)、理化学研究所研究員を経て現在国立天文台理論部助教。専門は高エネルギー宇宙物理学、理論天文学。超新星の爆発メカニズムを解明するため、磁気流体、ニュートリノ輻射流体シミュレーションを行う。近年は特に京やアテルイなどのスーパーコンピュータを用いた大規模並列シミュレーションで大きな業績をあげている。

田中 雅臣 (タナカ マサオミ)
1983年生まれ。東京大学理学部天文学科卒業。同大学大学院理学系研究科博士課程修了。博士(理学)。日本学術振興会特別研究員、東京大学数物連携宇宙研究機構(IPMU)特任研究員を経て、現在国立天文台理論研究部助教。2010年に東京大学総長賞、2012年に第28回井上研究奨励賞(井上科学振興財団)を受賞。著書に「元素はいかにつくられたか-超新星爆発と宇宙の化学進化-」(共著)、『星が「死ぬ」とはどういうことか』(ベレ出版)がある。超新星爆発などの突発天体を理論的、観測的なアプローチで研究している。




牧島 一夫 (マキシマ カズオ)
1974年3月:東京大学 理学部 物理学科 卒業
1974年4月:東京大学 理学系研究科 物理学専攻 修士課程入学
1978年10月:同上 博士課程 中退
1978年11月:東京大学 宇宙航空研究所 助手
1981年4月:(改組により)宇宙科学研究所 助手
1986年4月:東京大学 理学部 物理学科 助教授、博士学位取得
1995年4月:東京大学 理学系研究科 教授 (2015年3月にて定年退職)
2001年4月:理化学研究所 宇宙放射線研究室 主任研究員を兼務
      (2010年3月にて定年)
2010年4月:理化学研究所 宇宙観測実験連携研究グループ 
      グループディレクター、現在に至る

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