遠藤周作の『沈黙』を読む| 湘南教室 | 朝日カルチャーセンター
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0466-24-2255

月~土 9:30~19:00 原則日曜祝日休業

遠藤周作の『沈黙』を読む

講師名 英文学者 中村 匡克
講座内容
遠藤周作は日本を代表するキリスト教作家で、その基本問題は、「日本人にとってキリスト教信仰とは何か」であり、いわば日本人(和服の黄色い人)と西洋人(洋服の白い人)の葛藤相克、即ち「着物の似合うクリスチャンとは」である。それを通して両者の彼方にある人間の普遍的な生き方、死に方を模索する。 
遠藤周作は、最初からキリスト教徒であったのではなく、遠藤が12歳の時に、受洗する母に勧められて、何の自覚もなく洗礼を受けてしまう。それが彼の一生の重荷となり、それがその後の彼の人生を大きく横切り、深刻な苦悩の始まりとなる。一方では狐狸庵先生としてのユーモアと悪ふざけを発揮して人生を満喫するダイナミックな作家である。彼はキリスト教思想を背景とした、純文学、ユーモア文学、歴史文学の作家である。 言葉の背景には沈黙あり、沈黙の無い言葉は言葉を失う。(講師記)

日時・期間 木曜 15:30-17:00 09/13~09/27 2回
日程 2018年 9/13
受講料(税込み)
9月~9月(2回)
会員 6,048円
一般 7,344円
教材費
設備維持費
注意事項
お申込みの前に お手持ちの聖書をお持ちください。講義では日本聖書協会刊の「新共同訳聖書」を使用します。
ご案内 テキストは『沈黙』(新潮文庫)
お手持ちの聖書をお持ちください。
講義では日本聖書協会刊の「新共同訳聖書」を参照します。
講師紹介 中村 匡克 (ナカムラ マサカツ)
専門は英文学、比較文学、聖書学。『神が初めに創られたものとは-俳句で読む聖書物語』(日本キリスト教団出版局)、アブラハム・ヘッシェル著『人間とは誰か』(訳、同出版局)、『Bible-Mark<イエスの一生>』(吾妻書房)、『異邦人ヨブの苦難と実存―旧約聖書文学の世界』(荒竹出版)、『ワードパル英和辞典』(小学館)、『英語語義語源辞典』(三省堂)、『英語教育のための文学案内事典』(渓流社)、『ロバート・バーンズ訳詩集』(国土社)ほか。現在、当カルチャーセンターの他に、早稲田大学エクステンション・センターや教会などで、旧約聖書、新約聖書、英語聖書、キリスト教文学、聖書の読み方、シェイクスピアなどを講義している。現在、日本英語表現学会(日本学術会議関連団体)の名誉会長。

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