自衛隊と安全保障| 新宿教室 | 朝日カルチャーセンター
教養、音楽、茶道華道、語学、旅行まで。喜びをつなぐ朝日カルチャーセンター 朝日JTB・交流文化塾

03-3344-1941

10:30~18:30  *日曜・一部祝日を除く

日本は今 【新設】自衛隊と安全保障

講師名 東京外国語大学教授 伊勢崎 賢治
講座内容
9条2項でいう「交戦権」は、日本国憲法の英語原文では、right of belligerency 。
一度googleで検索してみてください。ほとんど日本がらみの記事しか出ないはずです。
そうなんです。国際社会では、「交戦権」、交戦する権利みたいなニュアンスは、特に、侵略戦争みたいな「権利としての戦争」が国連の誕生後、完全に違法化されて以来、存在しないのです。
現代の戦争は、国際人道法によって統制される「交戦」です。同法の違反が、即ち、戦争犯罪になります。敢えて「権利」という単語を使うなら、「同法に則って交戦していれば戦争犯罪にならない権利」でしょうか。
9条ができる前から、既にこうなっていましたので、そもそも権利ではない「交戦権」は、マッカーサーの “勘違い” か、余程日本人が信用ならなかったのか、それとも、防衛(それを実行すれば「交戦」です)は国家の存立要件ですから、最初から日本を「国家」にするつもりはなかったのか。
どちらにしろ、現代において、日本の「交戦権」は明確に国際法の世界では “勘違い” ですので、これを禁止したって自衛隊は統制できませんし、事実、できていません。安倍政権に限らずです。
現代の “非戦” を標榜するなら、護憲派は護憲派の手で9条2項を修正するしかありません。
これだけ言っただけで、戦後70年続いた日本の “勘違い” を正すのは難しいのは分かっています。
ご参加ください。(講師・記)


<シリーズ・日本は今> 全4講座

1 自衛隊と安全保障     10/8 日曜 13:00-14:30
東京外国語大学教授 伊勢崎 賢治
https://www.asahiculture.jp/shinjuku/course/e08ab309-c8b4-ecaa-5d29-5976ae009bd2

2 歴史から考える「共謀罪」  忖度のメカニズム    10/20 金曜 15:30-17:00
早稲田大学教授 梅森 直之
https://www.asahiculture.jp/shinjuku/course/35c8ccb7-9998-0b6c-4b25-597abb9a9890

3 日本経済のゆくえ   10/31 火曜 19:00-20:30
日本総合研究所主席研究員 藻谷 浩介
https://www.asahiculture.jp/shinjuku/course/816afa99-73f5-67c1-1be3-597acd5dc400

4 ポスト真実の実態 情報をどう読み解くか      11/3 金曜 18:30-20:00
ジャーナリスト、メディア・アクティビスト 津田 大介
https://www.asahiculture.jp/shinjuku/course/1b1b1dae-4126-32c4-8de4-5976b319e877
日時・期間 日曜 13:00-14:30 10/08~10/08 1回
日程 2017年 10/8
受講料(税込み)
10月~10月(1回)
会員 3,024円
一般 3,672円
教材費
設備維持費
注意事項 教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。
講師紹介 伊勢崎 賢治 (イセザキ ケンジ)
東京外国語大学大学院 教授。昭和32年東京生まれ。内戦初期のシエラレオエネを皮切りにアフリカ三カ国で10年間、開発援助に従事し、その後、東チモールで国連PKO暫定行政府の県知事を務め、再びシエラレオネへ。同じく国連PKOの幹部として武装解除を担当し内戦の終結に貢献する。その後、アフガニスタンにおける武装解除を担当する日本政府特別代表を務める。
主な著書に 『武装解除』 (講談社現代新書)、『伊勢崎賢治の平和構築ゼミ』 (大月書店)、『紛争屋の外交論』 (NHK出版新書)など。新刊に 『日本人は人を殺しに行くのか 戦場からの集団的自衛権入門』 (朝日新書)、『本当の戦争の話をしよう 世界の「対立」を仕切る』(朝日出版社)。

履歴