中動態の世界をめぐって| 新宿教室 | 朝日カルチャーセンター
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10:30~18:30  *日曜・一部祝日を除く

【新設】中動態の世界をめぐって

講師名 小児科医・脳性まひ当事者 熊谷 晋一郎
高崎経済大准教授 國分 功一郎
講座内容
國分功一郎氏 / 熊谷晋一郎氏
「おそらく私はそこで依存症の話を詳しくうかがいながら、抽象的な哲学の言葉では知っていた「近代的主体」の諸問題がまさしく生きられている様を目撃したような気がしたのだと思う。「責任」や「意志」を持ち出しても、いや、それらを持ち出すからこそどうにもできなくなっている悩みや苦しさがそこにはあった。」(――國分功一郎「中動態の世界」あとがきより)

 中動態は英文法で学んだ能動態・受動態の仲間です。かつての言語では、能動態と受動態ではなく、能動態と中動態が対立していました。
 新刊「中動態の世界」(医学書院)で「する」と「される」の外側にある中動態を論じ、ケア論に新たな地平を切り開いた國分功一郎さん。執筆の契機となったのは、小児科医で脳性まひ当事者の熊谷晋一郎さんとの対話でした。
 この講座では、「中動態の世界」をめぐって熊谷さんにコメントをいただきながらさらに思考を展開させていきます。
日時・期間 土曜 15:30-17:30 07/29~07/29 1回
日程 2017年 7/29
受講料(税込み)
7月~7月(1回)
会員 3,456円
一般 4,104円
教材費
設備維持費
注意事項
ご案内 <参考書>國分功一郎「中動態の世界」(医学書院)
※「中動態の世界」をめぐって熊谷さんにコメントをいただきながら講座を進めます。お持ちの方はご持参ください(必須ではありません)。
講師紹介 熊谷 晋一郎 (クマガヤ シンイチロウ)
1977年生まれ。東京大学先端科学技術研究センター准教授、小児科医。新生児仮死の後遺症で、脳性マヒに。以後車いす生活となる。小中高と普通学校で統合教育を経験。大学在学中は地域での一人暮らしを経験。また全国障害学生支援センターのスタッフとして、他の障害をもった学生たちとともに、高等教育支援活動をする。東京大学医学部卒業後、千葉西病院小児科、埼玉医科大学小児心臓科での勤務、東京大学大学院医学系研究科博士課程での研究生活を経て、現職。現在、他の障害をもつ仲間との当事者研究をもくろんでいる。著書に『リハビリの夜』(医学書院、第9回新潮ドキュメント賞受賞)、『発達障害当事者研究』(医学書院、綾屋紗月氏との共著)、『つながりの作法』(NHK出版生活人新書、綾屋氏との共著)など。
國分 功一郎 (コクブン コウイチロウ)
1974年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。高崎経済大学准教授。専門は哲学。著書に『スピノザの方法』(みすず書房)、『暇と退屈の倫理学 増補新版』(太田出版)、『ドゥルーズの哲学原理』(岩波書店)、『来たるべき民主主義』(幻冬舎新書)、『近代政治哲学』(ちくま新書)、『民主主義を直感するために』(晶文社)ほか多数。最新刊は『中動態の世界 意志と責任の考古学』(医学書院)。

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