アングロ・サクソン美術Ⅳ| 新宿教室 | 朝日カルチャーセンター
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03-3344-1941

10:30~18:30  *日曜・一部祝日を除く

アングロ・サクソン美術Ⅳ 8世紀

講師名 東京芸術大学名誉教授 越 宏一
講座内容
『ストックホルムの黄金写本』 福音書記者ヨハネ 8世紀中葉 / 『カンタベリー詩篇』 ライオンを殺すダヴィデ 8世紀第2四半期
前期(III)は8世紀第1四半期に北部イギリスで制作された『リンディスファーンの書』を考察したが、アングロ・サクソン・ルネサンスは南部、特にカンタベリーでも見ることができる。今期は同地で制作された次の2写本を主として取り上げる。『ストックホルムの黄金写本』の福音書記者像には古代末期ローマのカーテン・モティーフが取り入れられているが、これはこの後、中世美術において何世紀にも渡り、人気を博することになる。
一方、『カンタベリー詩篇』では、ラテンとギリシアの手本が同時に用いられていて、詩篇第52篇の冒頭のイニシアルDの開口部には、ビザンティンのダヴィデ図像が見出される。ここで画期的なことは物語図像がイニシアルに移植されたことである。この最初の「物語付きイニシアル」は、後に西欧中世写本の造形ファンタジーの大いなる遊び場となった。  


日時・期間 土曜 13:30-15:00 01/19~03/16 2回
日程 2019年 1/19
受講料(税込み)
1月~3月(2回)
会員 6,480円
一般 7,776円
教材費
設備維持費
注意事項 教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。
ご案内 2月はお休みです。
講座終了後、ご希望の方に実費でカラーコピー資料をお渡しします。
講師紹介 越 宏一 (コシ コウイチ)
1942年生まれ。東京芸術大学美術学部卒業。ウィーン大学留学、博士号取得。ヨーロッパ中世美術史専攻。東京芸術大学名誉教授。1991年シーボルト賞受賞。著書に『ライヒェナウの初期中世壁画』(独文)、『ヨーロッパ中世美術講義』『風景画の出現』(岩波書店)、『ラヴェンナのモザイク芸術』(中央公論美術出版)など。

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