アリストテレス「ニコマコス倫理学」を学ぶ| 新宿教室 | 朝日カルチャーセンター
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03-3344-1941

10:30~18:30  *日曜・一部祝日を除く

アリストテレス「ニコマコス倫理学」を学ぶ

講師名 東京都立大学名誉教授 加藤 信朗
講座内容
この数年間、プラトン後期哲学の諸対話篇を学び、最後に『ピレボス』篇を学んだ。『ピレボス』篇は「倫理学的内容」をおおく含んでいるが、プラトンはこれを「哲学研究」の「一分科」とはしなかった。「倫理学研究」を「哲学研究」の「一分科」とした始めは弟子アリストテレスであり、以後これは西欧の学問伝統となった。
 (a)『ニコマコス倫理学』を主題とする意図の一つは「倫理学研究」を「哲学研究」の「一分科」とすることの検討にある。
 (b)講師訳の『ニコマコス倫理学』を「主要テキスと」とする。これは45年以前の自らの「翻訳」を再検討することになる。
今期は「正しさ(dikaion・正義)」とは「何であるか」が論究の主題となる。「正しさ」は人間の徳性の頂点をなし、「正しさ」によって人と人の間に融和が生まれ、「人間共同体」の秩序が構成される。この問題を第五巻・第六巻の論述から学ぶ。(講師・記)
【カリキュラム】  ・1月12日、2月9日  第5巻の検討
・2月23日、3月9日  第6巻の検討



日時・期間 土曜 18:15-20:15 01/12~03/09 4回
日程 2019年 1/12
受講料(税込み)
1月~3月(4回)
会員 12,960円
教材費
設備維持費
注意事項
ご案内 ※テキスト(ご用意いただくのが難しい方は講座担当までご連絡ください。)
使用テキスト:加藤信朗訳 『ニコマコス倫理学』(『プラトン全集』第13巻に所収・岩波書店刊・1973年)
参考テキスト:高田三郎訳 『ニコマコス倫理学』上(「岩波文庫・昭和46年」、下〈岩波文庫・昭和48年〉:神崎繁訳 『ニコマコス倫理学』(『プラトン全集』第15巻・岩波書店刊・2014年):渡辺邦夫・立花幸司訳・ 上 (光文社文庫・2015年)、下 (光文社文庫・2016年)



講師紹介 加藤 信朗 (カトウ シンロウ)
1926年東京生まれ。50年東京大学文学部卒業。上智大学教授、東京都立大学教授、聖心女子大学教授を経て、現在、東京都立大学名誉教授。著書に『初期プラトン哲学』・『ギリシア哲学史』(東大出版会)、『哲学の道』(創文社)、アリストテレス『ニコマコス倫理学』訳註(アリストテレス全集13、岩波書店)、『アウグスティヌス『告白録』講義』(知泉書館)、『平和なる共生の世界秩序を求めてーー政治哲学の原点――』(知泉書館・新刊)などがある。

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