シェイクスピア歴史劇と英国王朝史へのいざない| 新宿教室 | 朝日カルチャーセンター
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10:30~18:30  *日曜・一部祝日を除く

【新設】シェイクスピア歴史劇と英国王朝史へのいざない 『リチャード三世』より

講師名 上智大学准教授 西 能史
講座内容
柩を前にして嘆く女を口説く男。求愛など考えられない場面で、男は、巧みな修辞技法と美辞麗句を用いて、女を口説き、ものにします。女は、未亡人アン。男は、のちにリチャード三世として王位に就くグロスター公リチャード。リチャードは、柩に横たわるアンの義父である先王ヘンリー六世と夫を殺しているのです。(『リチャード三世』)
この印象的な場面は史実ではなく、シェイクスピアの想像力が生み出したものです。現代の英国人にとって、歴代の王のイメージはシェイクスピアが創り出したこの虚構によって形成されている部分もかなり多いのです。
 10月22日からはじまる連続講座「シェイクスピアの歴史劇と英国王朝史」の導入として、上記の『リチャード三世』の求愛の場面の映像資料も参照しながら解説し、この場面をきっかけとして、歴史を説明しつつ、史実を逸脱した豊かな虚構の魅力と劇作術を探ります。それぞれの英国史劇を繋げることにより王朝歴史絵巻を意識して創作したシェイクスピアの独自性を分かりやすくお話しします。シェイクスピアの英国歴史劇群から、ジョン王からヘンリー八世まで、およそ400年の英国史を通観できることも、この講座の醍醐味です。文学と歴史を結ぶ知的楽しみをどうぞご一緒に。(講師・記)

こちらの講座につづく連続講座
10/22(月)15:30-17:00 から始まります。「シェイクスピア歴史劇と英国王朝史」講座が
https://www.asahiculture.jp/shinjuku/course/bf509ff3-0629-770b-5d23-5b7632dc1dec
ございます。9/28までは【WEB割】でお申し込みいただけます。どうぞ合わせてご受講ください。


日時・期間 月曜 15:30-17:00 10/08~10/08 1回
日程 2018年 10/8
受講料(税込み)
10月~10月(1回)
会員 3,240円
一般 3,888円
教材費
設備維持費
注意事項
講師紹介 西 能史 (ニシ タカシ)
1973年生まれ。上智大学文学研究科英米文学専攻博士課程修了、ロンドン大学博士号取得(文学博士)。専門はシェイクスピアを中心とした16~17世紀英文学。主な著作に、『シェイクスピア・ハンドブック』(共著、三省堂 2010年)、『書斎の外のシェイクスピア』(共著、金星堂 2017年)、『イギリス文学入門』(共著、三修社 2014年)、『イギリス文化入門』(共著、三修社 2010年)など。主な翻訳にスティーヴ・ブランドフォード他『フィルム・スタディーズ事典―映画・映像用語のすべて』(共訳、フィルムアート社 2004年)、スチュアート・シム『ポストモダン事典』(共訳、松柏社 2001年)など。

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