ユース学生会員 ルーマン解読-「近代の観察」を読む| 新宿教室 | 朝日カルチャーセンター
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10:30~18:30  *日曜・一部祝日を除く

ユース学生会員 ルーマン解読-「近代の観察」を読む 「近代の観察」を読む

講師名 初回ゲスト・大東文化大学教授 馬場 靖雄
ルーマン・フォーラム管理人(socio-logic.jp) 酒井 泰斗
講座内容
「ルーマン解読」連続講座の最終回として、1992年に刊行された論文集『近代の観察』を取りあげます。1980年以降、ルーマンは自らの研究人生の集大成となる2つの著作シリーズ(社会の理論+社会構造とゼマンティク:計13巻)を続々と刊行していきましたが、この論文集は、その真っ最中(1990-91年)に行われた一連の講演を元にしたものです。
 論文集全体のテーマは──ギデンズの著作の邦訳タイトルを借用すれば──「近代とはいかなる時代か」であり、上掲シリーズを補完するとともに、それらを理解するための補助線を示してもくれます。ただしルーマンは、先の問いに対して「この問いには答を出すべきなのか/そもそも出しうるのか」との疑念も提起するのですが。
 こうした事情を踏まえ、本講義では、
第一講義[馬場担当]において、最も豊富な=雑多な論点を含む第五章を、現行馬場訳の問題点をも指摘しつつ(可能ならば、講座参加者には新しい訳文を提供するつもりです)改めて読解して、ルーマンによる近代社会論(の「脱構築」)がいかなる射程を有しているかを検討したうえで、
第二・三講義[酒井担当]では、第1章~第4章のうち幾つかの章をとりあげ、これまでのシリーズ講義で浮かび上がってきた論題──複雑性・有限性と合理性、社会分化と個体性、生活世界と技術、未来への対処に関わる語彙群など──が、最晩年の論考においても継続して深められていること、そしてルーマンがそこからどのような洞察を引き出しているのかを確認します。
 なお、これまでの講座を受講されていない方も問題なく受講していただけます。 (酒井講師・記)
日時・期間 水曜 19:00-20:30 10/03~12/05 3回
日程 2018年 10/3
受講料(税込み)
10月~12月(3回)
会員 4,860円
教材費
設備維持費
注意事項 ・初回のみ対談。馬場靖雄さんをゲストに迎えます。
ご案内 ※講義では邦訳テクスト(馬場靖雄訳、2003年、法政大学出版局)を使用します。お持ちの方は持参してください。
・講義の情報をまとめたページがあります。受講時の参考にしてください。http://socio-logic.jp/luhmann_acc/
講師紹介 馬場 靖雄 (ババ ヤスオ)
京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了.専門は社会システム論、社会学史。主な著書:『ルーマンの社会理論』(勁草書房、2001年)ほか。翻訳:N.ルーマン『社会の社会1・2』(共訳、法政大学出版局、2009年)ほか。
酒井 泰斗 (サカイ タイト)
大阪大学大学院理学研究科物理学専攻修士課程中退。音楽制作会社を経て現在は金融系企業のシステム部に所属。専門はインターフェース・デザイン。関心分野は道徳哲学・道徳科学や行動科学の歴史、社会科学方法論争史など。
著書: 酒井ほか編『概念分析の社会学2:実践の社会的論理』(ナカニシヤ出版、2016)、 前田ほか編『ワードマップエスノメソドロジー:人びとの実践から学ぶ』(新曜社、2007)。
論文:「〈法と科学〉の比較行政法政策論」(『科学・技術・社会』26、2017年、吉良貴之・定松淳・寺田麻佑・佐野亘との共著)など。

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