名著で読み解く世界史| 新宿教室 | 朝日カルチャーセンター
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10:30~18:30  *日曜・一部祝日を除く

名著で読み解く世界史 チェーホフの4大戯曲からロシア史を読む

講師名 東京大学大学院准教授 池田 嘉郎
講座内容
チェーホフ(1860‐1904)が活躍した19世紀末から20世紀初めは、ロシア帝国が大きな曲がり角をほぼ曲がってしまったあとの時代でした。工業化が進み、ペテルブルグやモスクワでは都市文化が栄えました。しかし、こうした変化は社会のあり方を大きく変貌させていきます。工場労働者が増大し、伝統的な人間関係にかわって金銭の果たす役割が増え、貴族や地主からも没落するものが出てきます。このような新時代の文学者として、現実の生きづらさ、かすかに見える未来への期待とあきらめをつづったのがチェーホフです。一世代前の先輩であるドストエフスキーやトルストイが大小説で時代を活写したのに対して、チェーホフは短編小説と、とりわけ戯曲を得意としました。変貌する社会にあって、「普通の人々」が肌で感じていたことを繊細に描き出すうえで、戯曲・演劇はよく適していたといえるでしょう。この講義では彼の4大戯曲『かもめ』『ワーニャ伯父さん』『三人姉妹』『桜の園』を中心にして、ロシア帝国晩期の姿を考えます。(講師記)

《参考書》『名著で読む世界史120』山川出版社
日時・期間 木曜 10:30-12:00 11/15~11/15 1回
日程 2018年 11/15
受講料(税込み)
11月~11月(1回)
会員 3,240円
一般 3,888円
教材費
設備維持費
注意事項
講師紹介 池田 嘉郎 (イケダ ヨシロウ)
1971年生まれ。東京大学大学院博士(文学)取得(西洋史学)。モスクワ・ロシア史研究所に留学。東京理科大学理学部第一部准教授を経て、現在、東京大学准教授。専門分野は近現代ロシア史。著書に『革命ロシアの共和国とネイション』(山川出版社)、訳書にミヒャエル・シュテュルマー『プーチンと甦るロシア』(白水社)、編著に『第一次世界大戦と帝国の遺産』(山川出版社)などがある。

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