鶴見俊輔と哲学| 新宿教室 | 朝日カルチャーセンター
教養、音楽、茶道華道、語学、旅行まで。喜びをつなぐ朝日カルチャーセンター 朝日JTB・交流文化塾

03-3344-1941

10:30~18:30  *日曜・一部祝日を除く

【新設】鶴見俊輔と哲学

講師名 国学院大学教授 藤野 寛
講座内容
1939年、ハーヴァード大学哲学科に入学した17歳の鶴見俊輔は、アメリカの分析哲学、プラグマティズムを学び(クワインらからは個人教授を受けた)、1942年に米国移民局の留置場内で書いた卒業論文によって学位を取得した後、日米交換船で帰国した。戦後、『思想の科学』の創刊以来、この雑誌の刊行に中心的に関わると共に、『哲学の反省』「言葉のお守り的使用法について」「哲学の言語」などの哲学論文を立て続けに発表した。つまり、鶴見はその人生を哲学者としてスタートさせたのだが、しかし、その後の彼の仕事ぶりは、公式的な哲学からは離反し続ける歩みと見えるものとなった。もっとも、この歩みは、公式的な哲学批判、その意味での「反哲学」ではあっても、鶴見独自の哲学の実践だったのではないか、とも考えられる。この問いを携えて鶴見の著作を読むことを通して、「鶴見俊輔と哲学」の関係を問い、「鶴見俊輔の哲学」の内実を明らかにすること ― これがこの講義の課題である。まず第一に、1945/46年の時点での鶴見の知的関心のありようを明らかにすることから始めたい。次いで、鶴見にとってアメリカ哲学とは何であったのか、を問う。最後に、1970年代以降、鶴見が深入りする日本人の漂流体験研究の哲学的意味を探ってみたい (講師・記)

10月26日 鶴見俊輔の戦後の出発
11月30日 鶴見俊輔にとってのアメリカ哲学
12月28日 鶴見俊輔の漂流研究
日時・期間 木曜 19:00-20:30 10/26~12/28 3回
日程 2017年 10/26
受講料(税込み)
10月~12月(3回)
会員 9,072円
一般 11,016円
教材費
設備維持費
注意事項 教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。
講師紹介 藤野 寛 (フジノ ヒロシ)
1956年京都府生まれ。国学院大学文学部教授。1993年、フランクフルト大学に『キルケゴールの「あれか/これか」』を提出し、哲学博士の学位を取得。専門は哲学・倫理学、ドイツ現代思想。 主な著作に、『アドルノ/ホルクハイマーの問題圏』(勁草書房)、『アウシュヴィッツ以後、詩を書くことだけが野蛮なのか』(平凡社)、『高校生と大学一年生のための倫理学講義』(ナカニシヤ出版)、『キルケゴール-美と倫理のはざまに立つ哲学』(岩波現代全書)、『「承認」の哲学-他者に認められるとはどういうことか』(青土社)など。

履歴