ギリシア哲学のロゴス| 新宿教室 | 朝日カルチャーセンター
教養、音楽、茶道華道、語学、旅行まで。喜びをつなぐ朝日カルチャーセンター 朝日JTB・交流文化塾

03-3344-1941

10:30~18:30  *日曜・一部祝日を除く

原文で学ぶ 【新設】ギリシア哲学のロゴス

講師名 慶應義塾大学言語文化研究所所員 樋笠 勝士
講座内容
哲学思想上の重要な議論をアンソロジー形式で学びます。主題的にまとまった論証部分や固有の文脈や言説をとりあげて、その流れを辿り、各々の哲学が生み出した思想の過程の理解をめざします。さらに、理解を深めるために、古典ギリシャ語未修の方でも分かるように、文法の手ほどきをしながら、原文に当たります。そもそも言葉の意味は、言葉の表現のままに現れてくるものです。翻訳では、それがわかりません。一翻訳は一解釈にすぎません。テクスト(原典)の一部分でも、原文で読むことには、意味の深まりを感じさせると共に古典ギリシャ文化の真相に迫るという大きな魅力があります。
本講座では、単に思想そのものを理解するだけでなく、表された言葉(ロゴス)に即して、そこに現れるロゴス(論理・論証・議論・理性的言論・合理的な言葉の推移)を見つけて行くことを目的にしています。講義の最後には質疑応答の時間もとり、懇切丁寧な講義を心がけます。
 なお、今年度とりあげる予定の主題は、絵画的隠喩、視覚と聴覚、言葉と文字、数とリズム、友情等です。(講師・記)

■7月30日の詳細
アリストテレスは『詩学』において、「悲劇」を定義しています。そこには、演劇的、舞台芸術的、ミュージカル的など、多面的な性質がありますが、それどころか文学、音楽、舞踊、演劇、美術、その他様々な芸術ジャンルを巻き込んで作られた総合芸術的なジャンルが実現していると言って差し支えないと思われます。。アリストテレスは「ジャンル」をどのように考えていたのか。更には、どのような総合性があったのか。どれほどの文化的な事件性をもつ理解であったのか、などが気にかかります。特筆すべきは彼の考察が「悲劇」の経験における観客の心理効果にまで及んでいることであって、そこから、「悲劇」そのもののみならず、それを分析する哲学者にも備わっていた現代的な視点を感じ取ることができます。この点を考えます。


日時・期間 日曜 10:30-12:00 07/30~07/30 1回
日程 2017年 7/30
受講料(税込み)
7月~7月(1回)
会員 3,024円
一般 3,672円
教材費
設備維持費
注意事項 ・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。
ご案内 <テキスト>
・教室でプリントを配布します。
・コピー代を実費でいただく場合がございます。
(※恐れ入りますが、現金払いのみで承ります)
講師紹介 樋笠 勝士 (ヒカサ カツシ)
東京大学大学院人文科学研究科博士課程。専門は、西洋哲学・美学芸術学・記号論。現在、慶応大学言語文化研究所兼任所員。新プラトン主義協会会長。中世哲学会理事。美学会委員。論文に「ストア学派の記号論」、「アウグスティヌスにおける光の位相」、訳註に「シャンポーのギョーム『命題集』(『中世思想原典集成』7巻、平凡社)」、バウムガルテン『形而上学』(成城大学)など。

履歴