アンリ・ベルクソン「創造的進化」を読む| 新宿教室 | 朝日カルチャーセンター
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10:30~18:30  *日曜・一部祝日を除く

アンリ・ベルクソン「創造的進化」を読む

講師名 批評家 前田 英樹
講座内容
この講座では、アンリ・ベルクソンの大著『創造的進化』(1907)を、時間をかけ、ゆっくりすみずみまで読む。この著作は、ベルクソンが哲学の道に入り込む当初から目指されていたもので、彼の思考の全主題が精密な順序で、彩りも豊かに展開されている。思想の古典とは、まさしくこうしたものを言う。題材となるのは、十九世紀以来、生物学の中心問題となった「進化」である。この問題に対する生物学者たちの回答を、ベルクソンは綿密に点検し、そのなかにある根本の欠落を、明晰極まりない筆で指摘する。その欠落とは、生物学の進化説では、「時間」が無視されていること、その結果、生命の進化を引き起こす本源の理由がまるで分からなくなっていることである。彼がここで示す「分化」「器官」「生の飛躍」についてのまったく新しい考え方は、現在も私達を深く揺さぶってやまないもので、彼の哲学の真髄が、ここに踊り出ている。読めば、その魅力と永遠の新鮮さに皆さんは驚かれることだろう。哲学の予備知識はまったく不要なので、安心して受講してもらいたい。  (講師・記) 

※本講座は2017年7月に開講しました。
        
【テキスト】
岩波文庫版『創造的進化』真方敬道訳
絶版ですが、インターネット書店や古書店で各自、御入手ください。      

【各回のテーマ】
10/8 「適応」という考え方の曖昧さ
10/22 生殖の例で「適応」を考える
11/12 機械論、目的論の言う「適応」はどこが誤っていたか
11/26 人間の眼とホタテ貝の眼は酷似する
12/10 ダーウィンの「眼に見えない変異」説は、問題を解決しない
12/24  ド・フリースの「突然変異」説は、問題を解決しない


日時・期間 月曜 19:00-20:30 10/08~12/24 6回
日程 2018年 10/8
受講料(税込み)
10月~12月(6回)
会員 19,440円
教材費
設備維持費
注意事項 ・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。
ご案内 テキスト 岩波文庫版『創造的進化』真方敬道訳
絶版ですが、インターネット書店や古書店で各自、御入手ください。
講師紹介 前田 英樹 (マエダ ヒデキ)
1951年大阪生まれ。中央大学大学院文学研究科修了。2017年3月まで立教大学教授。主な著書に『沈黙するソシュール』(講談社学術文庫)、『定本 小林秀雄』(河出書房新社)、『セザンヌ画家のメチエ』(青土社)、『倫理という力』(講談社)、『独学の精神』(ちくま新書)、『絵画の二十世紀』(NHK出版)、『言葉と在るものの声』(青土社)、『宮本武蔵 剣と思想』(ちくま文庫)、『深さ、記号』(書肆山田)、『保田與重郎を知る』(新学社)、『日本人の信仰心』(筑摩選書)、『信徒 内村鑑三』(河出書房新社)、『民俗と民藝』『小津安二郎の喜び』(共に講談社)、『ベルクソン哲学の遺言』(岩波書店)、『剣の法』(筑摩書房)などがある。

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