美術にみるヨーロッパのあけぼの| 新宿教室 | 朝日カルチャーセンター
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03-3344-1941

10:30~18:30  *日曜・一部祝日を除く

美術にみるヨーロッパのあけぼの カロリング朝美術Ⅴ

講師名 東京芸術大学名誉教授 越 宏一
講座内容
「ヨーロッパの父」カール大帝は古代復興を旗印とする文化政策によって、その後の中世文化が発達する礎を築いた。カロリング朝美術を体系的に考察するこの連続講義は、今回、カール大帝時代のモニュメンタル絵画に焦点を絞る。
 アーヘンの宮廷礼拝堂の円蓋はかつて、800年頃完成したモザイクで飾られていたが、18世紀始めに取り除かれてしまった。17世紀の記述や模写によって、その図像(「黙示録の24人の長老による神の礼拝」)と構図はある程度までは復元できるものの、神がどのように表わされていたのかは大きな問題である。
 北方におけるモザイクによる壁面装飾というのは、それ自体が際立ったルネサンス現象と言える。カロリング朝時代のモザイクで唯一、オリジナルが現存する作例は、フランス中部のジェルミニー・デ・プレにある、テオドゥルフ(カール大帝に仕えた神学者)の個人礼拝堂のアプシスである。主題は「契約の櫃」であるが、我々が驚かされるのは、この作品の天使の表現ではないか。(講師・記)

*上図はジェルミニー・デ・プレ、テオドゥルフの礼拝堂アプシス モザイク(部分)800年頃

日時・期間 土曜 13:30-15:00 04/15~06/17 3回
日程 2017年 4/15
受講料(税込み)
4月~6月(3回)
会員 9,072円
一般 11,016円
教材費
設備維持費
注意事項
ご案内 講座終了後、ご希望の方に実費でカラーコピー資料をお渡しします。
講師紹介 越 宏一 (コシ コウイチ)
1942年生まれ。東京芸術大学美術学部卒業。ウィーン大学留学、博士号取得。ヨーロッパ中世美術史専攻。東京芸術大学名誉教授。1991年シーボルト賞受賞。著書に『ライヒェナウの初期中世壁画』(独文)、『ヨーロッパ中世美術講義』『風景画の出現』(岩波書店)、『ラヴェンナのモザイク芸術』(中央公論美術出版)など。

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