日本語を作った男ー上田万年とその時代| 新宿教室 | 朝日カルチャーセンター
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10:30~18:30  *日曜・一部祝日を除く

【新設】日本語を作った男ー上田万年とその時代

講師名 大東文化大准教授 山口 謠司
講座内容
われわれが現在使う日本語は、江戸時代の言葉をそのまま継承したものではない。現代「日本語」は、明治維新とともに新しく創られた言葉なのである。
それでは、江戸の言葉と現代日本語とではどのような違いがあるのか。 そして、現代「日本語」はどのようにして創られたのか。また、そこに関係した人たちとは、いったい誰だったのであろうか。
(第一回)「江戸の日本語」
 式亭三馬『浮世風呂』は、江戸時代、江戸にいたひとたちが話している言葉をそのまま写したものである。彼らの言葉が分かるだろうか。当時の「日本語」には、地方的な「方言」と、社会的身分の違いによる「方言」があった。この二つの方言の解消が近代「日本語」の形成になっていく。
(第二回)「東京大学は英語で授業」
 明治時代前半、我が国には、大学は唯一「東京大学」しかなかった。ここに入るには「正則」の英語を修めなければならなかった。漱石が東京大学に入る年齢が遅れたりするのは、彼が「変則」の英語を受けたからである。東京大学という教育機関と英語、日本語との関係について説明する。
(第三回)「新しい日本語」
 明治時代、文部省は「国語審議会」を作り、これからの日本語をどのようなものにするかという会議を何度も開いた。教科書疑獄事件などが起こることで、日本語の表記を統一した国定教科書を作らなければならなかった。仮名遣いを決める最後の会議に、軍服で現れたのは、森鷗外であった。鷗外はいったい何を主張したのであろうか。これが以後の日本語を決定することになる。                (講師・記)
日時・期間 木曜 15:30-17:00 05/25~06/22 3回
日程 2017年 5/25
受講料(税込み)
5月~6月(3回)
会員 9,072円
一般 11,016円
教材費
設備維持費
注意事項 「日本語教師養成講座」の受講生・修了生は、出席回数を履修時間に加算します。修了生の方は、日本語科へお申し出ください。
講師紹介 山口 謠司 (ヤマグチ ヨウジ)
<講師紹介>山口 謠司(やまぐち・ようじ)↓↓大東文化大学中国文学科卒業。2012年同大学にて博士号を取得。博士(中国学)。フランス国立高等学院研究院人文科学研究所アジア言語研究センター大学院博士課程後期退学。英国ケンブリッジ大学東洋学部共同研究員などを歴任。2002年より大東文化大学文学部中国学科准教授。専門は、書誌・音韻学。主な著書に、『空海入唐への道』(共著・成田山仏教研究所)、『日本語の奇跡<アイウエオ>と<いろは>の発明』『ん 日本語最後の謎に挑む』(新潮新書)『面白いほどわかる漢字』(日本文芸社)、『てんてん―日本語究極の謎に迫る』(角川選書)、『日本語にとってカタカナとは何か』(河出書房新社)ほか。↓↓

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