東大寺法華堂彫刻史| 新宿教室 | 朝日カルチャーセンター
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03-3344-1941

10:30~18:30  *日曜・一部祝日を除く

【新設】東大寺法華堂彫刻史 奈良彫刻史再構築を目指して

講師名 奈良国立博物館名誉館員 鈴木 喜博
講座内容
これまで一年余り東大寺法華堂の諸仏を個々に学ぶという方法をとってきましたが、今回、総まとめとして平成大修理後の最新の成果をもとに、法華堂彫刻の新しい通史を展望します。
第一講。法華堂の創建とともに、中尊の乾漆不空羂索観音像を納める奈良時代の八角厨子も製作されました。その厨子には中尊の他に梵天・帝釈天および四天王像が安置されましたが、それらは東大寺ミュージアムの塑造日光・月光菩薩(実は梵天・帝釈天)と戒壇堂の四天王像に該当します。それに応じて、早くから信仰されていた塑造執金剛神像が、中尊像の背後に背中合わせに置かれたと考えられます。
第二講。現在、法華堂にある乾漆梵天帝釈天および四天王像は奈良時代の制作ですが、当初は法華堂よりも大きな仏堂に安置されていたと推定されます。これら乾漆の群像は平安時代の頃、仏像安置の場に異変が生じたらしく、この法華堂に遷されたと推測されます。その結果、これら乾漆六体の製作は従来の大仏開眼(752年)以前の作ではなく、754年に来た渡来僧の鑑真が請来した仏教美術の影響を受けていると解く先鋭的な学説も生まれています。
このような問題意識のもとに、これまでの配布資料のダイジェスト版を使って奈良彫刻史の新しい視点を一気に概観するのが本講座の主旨です。

第一講13:00~14:30 東大寺法華堂彫刻史(1)
第二講14:45~16:15 東大寺法華堂彫刻史(2)
日時・期間 月曜 13:00-16:15 10/29~10/29 1回
日程 2018年 10/29
受講料(税込み)
10月~10月(1回)
会員 6,480円
一般 7,776円
教材費 0円
設備維持費
注意事項 ※教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。
2コマの講座です。休憩15分あり。
1コマ目 13時~14時30分
2コマ目 14時45分~16時15分
講師紹介 鈴木 喜博 (スズキ ヨシヒロ)
奈良国立博物館名誉館員。主な著書「檀像の概念と栢木の意義」(1992 講談社『日本美術全集5 密教寺院と仏像』所収) 『仁王像大修理』共著(1997 朝日新聞社) 『宿院仏師』(2006 至文堂『日本の美術』487号) 『日本美術史ハンドブック』共著(2009 新書館) 『唐招提寺の仏たち』写真小川光三(2011 制作飛鳥園 発行唐招提寺)。

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