芭蕉の生涯と作品| 新宿教室 | 朝日カルチャーセンター
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03-3344-1941

10:30~18:30  *日曜・一部祝日を除く

芭蕉の生涯と作品 「おくのほそ道」の想像力(4)

講師名 東洋大学教授 谷地 快一
講座内容 俳句の歴史とは、つまるところ、松尾芭蕉をどのように理解してきたかを学ぶことです。しかし、著名な俳句と紀行文『おくのほそ道』に接することはあっても、それ以外の作品に触れる機会は、なかなか得られないでしょう。
そこで、この講座では代表的な作品を視野に入れつつも、それ以外の作品を、芭蕉の生涯に沿ってゆたかに拾い集めます。彼が一代で築きあげた蕉風俳諧の全体像をつかみましょう。すなわち、流行の先端を走っていた若き俳諧宗匠の時代から、謎の江東深川隠栖時代を経て、旅の詩人として没するまで、主要な発句や連句・俳文、さらに手紙や遺書を含めて解説します。
娘をもつ夫婦に草庵を讓って江上の破屋を出た芭蕉は、見送りの門人たちとの別れや旧知との再会を描いて、ついにみちのくの入口である白河の関に到着。すなわち、和歌に詠まれることで作られた土地、歌枕探訪の本格的な始まりです。今期は、流離の歌人である藤原実方を悼む西行法師、昔の姿を彷彿とさせる二木の松、そして仙台近郊の名所をたどります。通奏低音とでもいうべき「ゆきかふ」思想を見失わなければ、『おくのほそ道』はいつ、どこから読んでも新鮮な作品です。芭蕉のたゆまぬ想像力をお楽しみください。(講師・記)

第1回 10月17日 五月雨の笠島にて流離の歌人を慕う
第2回 11月21日 武隈の松を眼前に古歌のパロディに挑む
第3回 12月19日 宮城野を案内する風狂者に親愛の情を示す
日時・期間 火曜 10:30-12:00 10/17~12/19 3回
日程 2017年 10/17
受講料(税込み)
10月~12月(3回)
会員 9,072円
一般 11,016円
教材費
設備維持費
注意事項 ・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。
講師紹介 谷地 快一 (タニチ ヨシカズ)
1948年北海道生まれ。1980年東洋大学大学院文学研究科国文学専攻博士課程単位取得。博士(文学)。俳文学専攻。現在、東洋大学文学部教授。著書に『与謝蕪村の俳景 太祇を軸として』(新典社)、共編著に『芭蕉・蕪村発句総索引』(角川書店)、 江戸人物読本『与謝蕪村』(ぺりかん社)、『俳句教養講座』全3巻(角川学芸出版)等がある。

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