講師名 |
マカイバリジャパン専務取締役 石井 道子 自然派紅茶研究家 山本 洋子
|
講座内容 |
最近注目を集めている日本産の紅茶。「和紅茶」とも呼ばれています。日本の紅茶の歴史は約100年前に始まりました。明治初期、輸出の花形であった日本の緑茶を、世界市場で人気がある紅茶へシフトしようと徳川の幕臣であった多田元吉が明治政府より命を受けてインドの山を周ります。その元吉がインドから持ち帰った種子の中で、寒さに耐えた多田系印度雑種の子孫から「べにほまれ」が生まれ、その後、中国系とアッサム種の交配で様々な日本の紅茶品種が登場していくのです。近年では新しい動きがあり、新たな可能性を見出し、独自の紅茶作りに励む素晴らしい生産者がでてきました。 この講座では多田元吉の軌跡をたどると共に、インドから渡った紅茶が日本でどのように育ち、現在の日本の紅茶に至ったかをみていきます。また、日本紅茶とインド・アッサム紅茶と、ダージリン紅茶の飲み比べを。品種や気候風土の違いがどのように味と香りに違いがでるのか葉の形状の違い、香り、水色(すいしょく)、味わいなど、違いをじっくりと楽しみます。 日本紅茶は「べにふうき」や「べにひかり」のべに系品種を、インドのアッサムとダージリンはバイオダイナミック農法を実践している茶園からセレクト。そして!届いたばかりのマカイバリ茶園の春摘みファーストフラッシュも味わいます!ダージリンの旬の情報などまじえて、紅茶大好きさん、紅茶はじめてさんにも楽しめる100年間紅茶ヒストリー講座です。(講師・記)
※他にも「チャイのレシピ 煮出すおいしさのアレンジ」あります。 https://www.asahiculture.jp/shinjuku/course/52031b17-2e8e-03a8-783d-5a61594c2cb3
|
日時・期間 |
日曜 10:30-12:30 06/24~06/24 1回
|
日程 |
2018年 6/24
|
受講料(税込み) |
- 6月~6月(1回)
- 会員 3,456円
- 一般 4,104円
|
教材費 |
教材費 1,188円
|
設備維持費 |
|
注意事項 |
4日前の16時以降のキャンセルは、受講料のみ返金可。(教材費の返金は不可。)
|
|
|
ご案内 |
筆記用具、飲み水(必要な方) |
講師紹介 |
石井 道子 (イシイ ミチコ) 有限会社マカイバリジャパン専務取締役。 幼少時代を父の仕事の関係でインドで過ごす。父が脱サラをしてインドに残り、マカイバリ茶園主ラジャ・バナジー氏と運命的な出会いをはたす。 母が急遽、インドから帰国してマカイバリジャパンを立ち上げる。当時、某銀行系シンクタンクで経営コンサルタントとして働いていたが、辞めてマカイバリジャパンに転職。経営ということは同じだが、自らが小さな会社の経営者になる。マカイバリ茶園から届く旬の紅茶を販売すると共にマカイバリ茶園の理念や バイオダイナミック農法について伝える活動をしている。 妹の博子さんがデリーでティーショップHAPPY HUNTERを営む。 http://www.makaibari.co.jp/
山本 洋子 (ヤマモト ヨウコ) 鳥取県境港市出身。雑誌編集長として、素食やマクロビオティック・玄米雑穀などの日本古来の食の良さを啓蒙し、発酵調味料・米の酒、お茶などを紹介。独立後、地方に埋もれた「日本の食のお宝!応援」をライフワークに、講演活動や、地域食のブランディングアドバイザー、純米酒&酒肴セミナー講師、酒と食文化のジャーナリストとして全国を駆け回り、活躍中。境港FISH大使。著書「純米酒BOOK」、「厳選日本酒手帖」「厳選紅茶手帖」「ゼロから分かる!図解日本酒入門」(世界文化社)。週刊ダイヤモンドで「新日本酒紀行 地域を醸すもの」を連載中。モットーは「1日1合純米酒!」http://www.yohkoyama.com
|