復興支援企画 「陸前高田うごく七夕・地元の人と山車を引く」 | お知らせ | 朝日カルチャーセンター
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復興支援企画 「陸前高田うごく七夕・地元の人と山車を引く」

投稿日 : 2014年07月10日

 東日本大震災で壊された町の再建を急ぐ岩手県陸前高田市を訪ね、長く受け継がれて来た夏祭り「うごく七夕」に参加します。地元の人と山車=写真=を引いて町を回り、夏の祈りを共有する心の復興支援です。震災語り部の案内による被災地視察、広田湾の牡蠣養殖場に船で行く三陸の海の見学もあります。

陸前高田うごく七夕

子供たちによるお囃子の稽古の様子

 岩手県陸前高田市は三陸の海と山に囲まれた自然豊かな町です。毎年8月7日前後、町内会ごとに華やかに飾った山車を仕立て、みんなでひっぱり町を練り歩く「うごく七夕」というお祭りが開催されます。

 「うごく七夕」は江戸時代に始まったといわれ、親から子へと受け継がれてきた伝統のお祭りで、祖先の霊を祀るための行事といわれています。

 子供たちは夏休みと同時にお囃子の太鼓の稽古をはじめ、進学や就職などで町外へ出た人もこの七夕にあわせて帰省します。ここでの1年はお祭りが中心にあり、みんなこの日を楽しみにしています。

 山車の飾りは全て手作りです。全体を彩る色とりどりの和紙は毎年模様替えをします。この和紙を「あざふ」とよびます。1台の山車に使うあざふの数は約2万~2万5千枚。地元のひとたちが手分けして折り、それを竹ひごに巻きつけて山車の飾りをつくります。また、夜になると山車はライトアップして、昼とは違った美しさに変わります。


嵩上げ工事の様子

 東日本大震災でこのお祭りも大きな影響を受けます。陸前高田の中心街は津波で失われました。住むところをなくし、人もばらばらになり、集会所も山車もお囃子の太鼓もすべて流されてしまいました。津波被災地は人が住めなくなり、多くの人はまちを離れ市外へ転出することになりました。津波で破壊された建物は一部を残して取り壊され、今年に入って嵩上げ工事が本格的に始まりました。人もいない、場所もない。解散という苦渋の選択をする祭組もあり大切なお祭りを守ることが難しくなっています。


中央祭組のみなさん

 「本来は小さな町の地元のお祭り。自分達で作らなければ意味がない。」多くの組がその現実や困難に直面し苦しんでいます。中央祭組がお祭りを続ける大きな理由は子供達がお祭りをやりたいと言っているからだそうです。次の世代につなげたいという地元の人の思い、そして小さな町の美しいお祭りが消えてしまうことがないよう願って、私たちはこの6月、遠く離れた東京であざふ折りのボランティアを募りました。私たちが折ったあざふが陸前高田中央祭組の山車を飾り、美しい山車の姿になるのを見届けたいと思います。もちろん主役は高田町のみなさんです。今年も8月7日がやってきます。一緒に現地を訪ねはかなくも美しい「うごく七夕」を体験してください。

 6月18、19、20の3日間、新宿教室の朝日カルチャーセンターであざふ折りコーナーを設置し、受講者のみなさんと社員で約4,800枚のあざふを折り中央祭組に送りました。ご協力誠にありがとうございました。

カルチャーセンターにてあざふ折りの様子

「あざふ」

ライトアップされた山車

震災語り部の案内による被災地視察、広田湾の牡蠣養殖場に船で行く三陸の海の見学

 募集は終了しました。

期間:
2014年8月7日(木)~8月8日(金) 1泊2日
代金:
お一人様 27,000円
集合・解散場所:
JR一ノ関駅東口
宿泊施設:
ホテルルートイン気仙沼
食事:
夕食1回、朝食1回、昼食1回
締切日:
2014年7月25日(金)
《おすすめポイント》
・うごく七夕夜の部に参加して中央祭組の山車を引きます。
・陸前高田広田湾で漁船に乗ってカキの養殖棚を見学。
・海から陸前高田の町を眺めます。(※天候により内容変更あり)
・昼は一ノ関の郷土料理であるおもち料理を堪能します。

朝日カルチャーセンターは、東日本大震災を語り継ぐだけでなく、これからも被災地を支援していきます。