最先端 宇宙物理学研究| 中之島教室 | 朝日カルチャーセンター
教養、音楽、茶道華道、語学、旅行まで。喜びをつなぐ朝日カルチャーセンター 朝日JTB・交流文化塾

06-6222-5222

月~土 9:30~18:30 / 第2・4 日 9:30~13:30 祝日(振替休日含む)は休業

【新設】最先端 宇宙物理学研究

講師名 大阪大学教授 長峯 健太郎
大阪大学大学院理学研究科・教授 大阪大学 副理事(社学共創担当) 寺田 健太郎
大阪大学教授 橋本 幸士
講座内容
長峯 健太郎 講師 / 寺田 健太郎 講師 / 橋本 幸士 講師
大阪大学で宇宙物理学の研究を進める、気鋭の3講師による講座。宇宙はどのように成り立っており、そして太陽系はどのようにして出来上がったのか?この世界の最も大きなスケールを記述する宇宙物理学は、我々の世界観を広げ驚かせてくれるばかりか、人類の到達したもっとも大きな科学を提供しています。本講座では、銀河、太陽系、そしてブラックホール、という、宇宙を司る典型的な三つのスケールの物理学を解説します。

<カリキュラム>
①7月 7日 「宇宙はどのように進化して来たか」  長峯 健太郎 講師
人類はこの宇宙をどこまで理解できるようになったのでしょうか。この20年間の膨大な天文観測によって、我々の宇宙が ダークマターとダークエネルギーという未知の物質とエネルギーに満たされていて、現在加速膨張していることが分かって来ました。また、理論的にはアインシュタインの一般相対性理論を骨格として、現在の標準宇宙理論が出来上がって来ました。本講義では、ビッグバン膨張宇宙において宇宙の構造がどのように現れ、進化して来たのか、スパコンによる最新研究結果を交えながら解説します。

②7月21日 「太陽系の起源と進化~月と地球の誕生の妙 」 寺田 健太郎 講師
近年、私たちの太陽系以外にも数千個の惑星が発見され、「惑星の形成」はありふれたプロセス(普遍的なプロセス)であることが解ってきました。 一方で、生命を育む「青い地球」は、惑星達の中でも特異な存在と言えます。 このような、「惑星」の個性は、いつ(when)、どのようにして(how)決定づけられたのでしょうか? 我々の研究グループでは、同位体顕微鏡等を駆使し、元素の起源や、太陽系の進化史について研究を行っています。講演では最新の分析や観測からわかってきた「惑星の起源と進化」について解説します。

③8月 4日 「重力とブラックホール、超ひも理論」  橋本 幸士 講師
アインシュタインは、時間と空間を統一的に扱い「時空」という考え方を導入しました。これを特殊相対性理論と言います。そして、時空の曲がりが重力である、という一般相対性理論を創始しました。アインシュタインが書き下したアインシュタイン方程式は、宇宙の膨張などをつかさどる方程式であるだけでなく、ブラックホールと呼ばれる光さえ吸い込んでしまう時空の存在を予想します。本講座では、重力理論とはどんなものかを概観し、そこに現れるブラックホールについて、最近の研究成果を含んだ講義を行います。



日時・期間 土曜 10:30-12:00 07/07~08/04 3回
日程 2018年 7/7
受講料(税込み)
7月~8月(3回)
会員 8,748円
一般 9,720円
教材費
設備維持費
注意事項 窓口でお手続きされる方は、ちらし2をご確認ください。
講師紹介 長峯 健太郎 (ナガミネ ケンタロウ)
2001年プリンストン大学大学院修了、理学博士。ハーバード大学、カリフォルニア大学、ネバダ大学などを経て2013年より現職。専門は宇宙物理学。ダークマターとダークエネルギーに支配されたビッグバン膨張宇宙において、構造形成や天体形成(巨大ブラックホールと銀河の共進化など)について、スパコン上で宇宙論的流体シミュレーションなどを実行し研究している。
寺田 健太郎 (テラダ ケンタロウ)
1989年大阪大学理学部卒業、94年理学系研究科物理学専攻修了、博士(理学)。94年広島大学理学部助手、2006年准教授、10年教授を経て12年より現職。平成23年度文部科学大臣表彰「科学技術賞 研究部門」受賞。専門は宇宙地球化学。太陽系の年表を再構築するのが夢。
橋本 幸士 (ハシモト コウジ)
1973年生まれ、大阪育ち。2000年京都大学大学院理学研究科修了。理学博士(京都大学)。カリフォルニア大学サンタバーバラ校理論物理学研究所、東京大学、理化学研究所などを経て2012年より現職。専門は理論物理学、弦理論。超弦理論と場の理論の数理を用いて、素粒子論を中心にさまざまな物理学の現象と数理構造を対象にした研究を行う。著書に『Dブレーン − 超弦理論の高次元物体が描く世界像』(東京大学出版会)、『超ひも理論をパパに習ってみた 天才物理学者・浪速阪教授の70分講義』(講談社サイエンティフィク)、『マンガ 超ひも理論をパパに習ってみた』(大阪大学出版会)など。


履歴