知られざる須賀敦子を語る| 中之島教室 | 朝日カルチャーセンター
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月~土 9:30~18:30 / 第2・4 日 9:30~13:30 祝日(振替休日含む)は休業

没後20年 知られざる須賀敦子を語る

講師名 イタリア文学研究者、元大阪芸術大学教授 武谷 なおみ
オペラ衣装美術デザイナー 大町 志津子
講座内容
『ミラノ 霧の風景』で女流文学賞を受賞した頃の須賀敦子さん / 武谷なおみ講師 / 大町志津子講師
1990年『ミラノ 霧の風景』で、還暦を過ぎて文壇に登場した須賀敦子さん。『コルシア書店の仲間たち』『ヴェネツィアの宿』『トリエステの坂道』『ユルスナールの靴』の5作品を残し、わずか8年後、惜しまれつつ亡くなりました。戦後まもない日本で女性が自立する道を模索し、パリやローマに留学した後、ジュゼッペ・リッカ氏と結婚。1960年代をミラノで過ごした須賀さんが、、谷崎潤一郎や川端康成など日本文学の翻訳者としてイタリアで高い評価を受けていたことは意外に知られていません。奥行きと陰影に満ちたイタリア、そしてヨーロッパを描いた珠玉の作品は今なお私たちを魅了しますが、作家・須賀敦子の原点はどこにあるのでしょう。阪神間で生まれ育った須賀さんと親しく交流したイタリア文学研究者と、大きな影響をうけたオペラ衣装美術デザイナーが語ります。

① 5月26日  作家になる前の須賀敦子     武谷 なおみ
② 6月16日  エマウス運動をきっかけに    大町 志津子
日時・期間 土曜 16:00-17:30 05/26~06/16 2回
日程 2018年 5/26
受講料(税込み)
5月~6月(2回)
会員 6,480円
一般 7,128円
教材費
設備維持費
注意事項 ◆受付窓口でお手続きの方は、ちらし1をご確認ください。
◆録音、録画、撮影は固くお断りします。
ご案内 ◆教材として資料をお配りする場合、随時実費をいただきます。
講師紹介 武谷 なおみ (タケヤ ナオミ)
1948年生。津田塾大学卒業、京都大学大学院博士課程修了。イタリア政府給費留学生として4年半、ローマ大学に在籍。13歳の時、オペラの世界的プリマドンナ、ジュリエッタ・シミオナートの来日公演に感動して手紙を出し、その後も公私にわたる交流が約40年間続いた。専門はシチリア文学。著書に『イタリア覗きめがね』(NHKブックス)『カルメンの白いスカーフ』(白水社)。訳書に『古代ローマの饗宴』(ピーコ・デッラ・ミランドラ翻訳賞受賞・講談社学術文庫)『ちいさなマフィアの話』(白水社)。『短篇で読むシチリア』(編訳・みすず書房)と『ランペドゥーザ全小説』(共訳:脇功氏・作品社)で地中海学会賞、井植文化賞受賞。『須賀敦子全集 第6巻』(河出書房新社)に〈解説〉を記す。
大町 志津子 (オオマチ シズコ)
1954年生。神戸常盤短期大学卒業。ロンドン・ハムステッド・インスチュートカレッジ在学、国立ヴェネツィア・アカデミア絵画部卒業。ミラノ・ファッション専門学校セーコロ卒業。ミラノ・モーダ・コンテストの夜会服部門で銀賞受賞。その後ローマに移り、オスカー賞受賞デザイナー、ガブリエラ・ペスクッチ氏のアシスタントとして、数々のハリウッド映画の衣装制作に携わった後、総合芸術オペラに携わる。オペラ衣装デザイナーとしてのデビュー作は、2003年ヴェネツィア・フェニーチェ劇場での「椿姫」。ローマ国立オペラ劇場、モナコ公国モンテカルロ歌劇場などでも活躍。その姿はNHKBSドキュメンタリー番組「遠きにありて日本人」で紹介される。イタリア在住歴30年以上、ヨーロッパ在住唯一の日本人オペラ衣装デザイナーとして活躍中。翻訳に図解ライブラリー『ファッションの歴史』(三省堂)。

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