「地球システム学」入門| 中之島教室 | 朝日カルチャーセンター
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月~土 9:30~18:30 / 第2・4 日 9:30~13:30 祝日(振替休日含む)は休業

【新設】「地球システム学」入門

講師名 大阪大学教授 中嶋 悟
大阪大学・大学院理学研究科・教授 近藤 忠
大阪大学大学院理学研究科・教授 大阪大学 副理事(社学共創担当) 寺田 健太郎
講座内容
中嶋 悟 教授 / 寺田 健太郎 教授 / 近藤 忠 教授
近年、私たちの太陽系以外に数千個の惑星が発見され、惑星の形成は恒星誕生に伴う普遍的なプロセスであることが解ってきました。 一方で、私たち生命を育む太陽系第3惑星「地球」は、惑星達の中でも特異な存在と言えます。このような、大気—海洋—固体地球からなる「地球のユニークなシステム」は、いつ、どのようにして決定づけられ、維持されているのでしょうか?講座では、地球表層環境、固体地球の内部構造、月—地球系という、3つの視点から「地球システム」について考えてみたいと思います。

【カリキュラム】
①2月16日 「地球の生命・資源・環境と水」 中嶋 悟 
        まず、46億年にわたる地球と生命の歴史と進化をざっと概観し、つい
        で、石炭・石油・天然ガスさらには金属などの資源がどのようにた
        まったか、また、人間活動によってどのように環境が汚染されている
        かを具体的な例を挙げて解説する。さらには地球に存在する水の働き
        によって火山が噴火し、地震活動が起こり、土砂崩れなどの自然災害
        が起きている。このような地球と生命のありのままの状態とその変化
        を測る「聴診器」を用いて、自然環境の変化を調べ、その今後を予測
        する「地球環境医学」の必要性を説く。

②3月 2日  「太陽と月—地球システム~満月に吹く地球からの風」寺田 健太郎
         月は地球の周りを回り、地球は太陽の周りを回っています。一見、
         当たり前のことですが、それぞれの天体の大きさや質量、互いの距
         離、化学組成が絶妙で、生命を育む地球環境が維持されています。
         講座の前半では、現在の「月—地球—太陽」システムの概要や、最
         新の知見について紹介したいと思います。後半は「もしも、〇〇
         だったら」を切り口に、「月—地球—太陽」システムの奇跡のバラ
         ンスについて考えてみたいと思います。

③3月16日 「地球型惑星の深部構造と生命圏環境」 近藤 忠
        地表に生きる私たちは、普段の生活の中で深い地下世界を意識するこ
        とは無いと思います。そこは地表で知られている物質の常識が通用し
        ない極限環境の世界で、映画のように地球中心にたどり着く手段を人
        類は持っていません。一方で、地表で見られる様々な現象は、地球深
        部の活動に由来することも分かってきました。講座では最新の観測・
        実験などから理解が進んでいる、地球深部の構造と地表の関係、他の
        惑星との比較を概観します。


日時・期間 土曜 10:30-12:00 02/16~03/16 3回
日程 2019年 2/16
受講料(税込み)
2月~3月(3回)
会員 8,748円
一般 9,720円
教材費
設備維持費
注意事項 窓口でお手続きされる方は、ちらし3をご確認ください。
講師紹介 中嶋 悟 (ナカシマ サトル)
地球の資源と環境,水,生命など身の回りの自然環境の「聴診器」を開発して,その変化を調べ,今後を予測するという「地球のお医者さん」をめざしています。
近藤 忠 (コンドウ タダシ)
1989年名古屋大学工学部卒業、同理学研究科博士後期課程中退、博士(理学)。名古屋大学助手、東京大学助手、東北大学准教授を経て現職。専門は惑星内部物理学。
寺田 健太郎 (テラダ ケンタロウ)
1989年大阪大学理学部卒業、94年理学系研究科物理学専攻修了、博士(理学)。94年広島大学理学部助手、2006年准教授、10年教授を経て12年より現職。平成23年度文部科学大臣表彰「科学技術賞 研究部門」受賞。専門は宇宙地球化学。太陽系の年表を再構築するのが夢。

履歴