新発見の明日香村小山田古墳を考える| 中之島教室 | 朝日カルチャーセンター
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月~土 9:30~18:30 / 第2・4 日 9:30~13:30 祝日(振替休日含む)は休業

新発見の明日香村小山田古墳を考える

講師名 国立歴史民俗博物館名誉教授、大阪府立近つ飛鳥博物館館長 白石 太一郎
講座内容
2015年に明日香村川原で発見された小山田古墳は、その後の奈良県立橿原考古学研究所による調査で、7世紀中葉頃に造営された一辺70メートル前後の大方墳であり、早くに破壊されているが巨大な横穴式石室を持っていたことが明らかにされました。この時期としては、用明陵や推古陵と考えられている河内磯長(しなが)の春日向山古墳や山田高塚古墳を超える巨大方墳ということになります。この古墳については舒明大王の初葬墓とする意見もありますが、それが飛鳥の中心部にあることからも、やはり蘇我氏の族長墓と考えるべきでしょう。時期からは蘇我蝦夷の墓である可能性が大きいですが、とすれば『日本書紀』にみられる乙巳の変(いわゆる大化改新)直前の蝦夷・入鹿の「大陵・小陵」造営の記事とも絡んで数多くの問題が提起されます。考古学の立場から、小山田古墳の発見が日本古代史に提起した問題について考えたいと思います。
日時・期間 木曜 13:00-15:00 11/30~11/30 1回
日程 2017年 11/30
受講料(税込み)
11月~11月(1回)
会員 2,916円
一般 3,240円
教材費
設備維持費
注意事項 窓口でお手続きの方は、ちらし6をご確認下さい。資料は実費をいただきます。
講師紹介 白石 太一郎 (シライシ タイチロウ)
1938年、大阪市生まれ。同志社大学大学院博士課程満期退学。奈良県立橿原考古学研究所、国立歴史民俗博物館、総合研究大学院大学、奈良大学などを経て、現在、大阪府立近つ飛鳥博物館館長、国立歴史民俗博物館名誉教授。専門は考古学。古墳時代~飛鳥時代を中心に、考古学による日本古代史の解明をめざす。主な著書に『古墳と古墳群の研究』、『古墳と古墳時代の文化』(ともに塙書房)、『考古学からみた倭国』(青木書店)、『古墳とヤマト政権』(文春新書)、『考古学と古代史のあいだ』(ちくま学芸文庫)、『古墳からみた倭国の形成と展開』(敬文舎)ほか。

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