講師名 |
作家、画家、チェリスト 山口 椿 宗教人類学者 植島 啓司
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講座内容 |
ぼくが最も敬愛する作家・山口椿さんは、ある意味天才だと思う。若い頃にフランス政府給費留学生としてフランスに渡り、イタリアではマリーノ・マリーニらに師事して絵を学んだことはよく知られている。それなのにまた彼は誰も知らぬものなきポルノグラフィーの名手で50冊を超える著作をものにしている。江戸の香りのする文体で、下書きもせずにさっと仕上げてしまうその手法は、絵を描くにしても、刺青を彫るにしても、チェロを弾くにしても、すべてに通じる職人芸だといえよう。そんな山口椿さんをゲストに迎えて、その創作の秘密についてお聞きしたいと思っている(植島講師・記)。
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日時・期間 |
水曜 19:00-20:30 03/28~03/28 1回
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日程 |
2018年 3/28
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受講料(税込み) |
- 3月~3月(1回)
- 会員 3,456円
- 一般 3,888円
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教材費 |
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設備維持費 |
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注意事項 |
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講師紹介 |
山口 椿 (ヤマグチ ツバキ) 「逝く夏に」(文芸春秋)、「雨月物語」(小学館)。ネーダーランド派のレプリカ、サラチーニコレクション。現代音楽祭に自作自演。 植島 啓司 (ウエシマ ケイジ) 1947年東京生まれ。宗教人類学者。東京大学卒業。東京大学大学院人文科学研究科(宗教学専攻)博士課程修了。シカゴ大学大学院に留学後、NYニュースクール・フォー・ソーシャルリサーチ客員教授、関西大学教授、人間総合科学大学教授などを歴任。著書に『快楽は悪か』(朝日新聞出版)、『男が女になる病気』(朝日出版社)、『賭ける魂』(講談社現代新書)、『聖地の想像力』、『偶然のチカラ』、『世界遺産 神々の眠る「熊野」を歩く』、『生きるチカラ』『日本の聖地ベスト100』(いずれも集英社新書)、『熊野 神と仏』(原書房、共著)、監訳『図説 聖地への旅』(原書房)など。
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