講師名 |
京都大学大学院理学研究科教授 太田 耕司
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講座内容 |
【講座内容】 宇宙には、太陽の1億~10億倍もの質量を持つ超巨大ブラックホールが存在しています。我々の住む銀河系にもその中心に太陽の400万倍ほどの超巨大ブラックホールが存在していると考えられています。これらは普段はおとなしいのですが、時に極めて明るく輝くことがあり、その明るさはナント太陽1000億分以上になります。このような天体をクエーサーと言います。クエーサーの発見は1960年代で、この発見物語からはじめ、その正体、宇宙論的進化を紹介します。研究が進んだ結果、新たな謎も出てきました。最後に、未解決の謎を紹介します。
<天文講話 宇宙の散歩道~京都大学大学院理学研究科附属天文台協力講座> 宇宙は古代から人々の好奇心と畏怖の念をかき立ててきました。長い歴史と伝統を持つ京都の地では、千年以上前から人々が超新星爆発やオーロラなどの天変に目を向けてきました。明月記などに記されているそれらの天変の記録は、千年紀を超えた今も天文学の研究に活用されています。本講座では最先端の宇宙研究の成果を分かりやすく紹介します。受講料の一部は、「京都大学花山天文台の将来を考える会」の天文学の教育普及活動資金として活用いたします。
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日時・期間 |
土曜 15:30-17:00 02/16~02/16 1回
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日程 |
2019年 2/16
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受講料(税込み) |
- 2月~2月(1回)
- 会員 2,916円
- 一般 3,456円
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教材費 |
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設備維持費 |
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注意事項 |
・教材として資料をお配りする場合は、随時実費をいただきます。 ・窓口でお手続きされる方は、「天文講話2」のちらしをご覧ください。
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ご案内 |
筆記用具 |
講師紹介 |
太田 耕司 (オオタ コウジ) 京都大学大学院理学研究科宇宙物理学専攻博士後期課程修了。京都大学理学部助手、ハワイ大学天文研究所客員研究員などを経て、現在に至る。研究テーマは、銀河の形成・進化に関する観測的研究。活動銀河核進化と銀河進化の関係。これらに関連したガンマ線バーストの研究や重力波天体の探査など。
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