特集・講師インタビュー | 川西教室 |朝日カルチャーセンター
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特集・講師インタビュー

インタビューイラスト 先生方にお話をうかがいました!

川西教室で長年講師を務めてくださっている先生方に、
教室長がインタビューしました。 カルチャーとの出会い、受講生
への思い、これからの夢などをお聞かせくださいました。

     野田雅詠先生「歌謡吟詠と発声健康法」
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長生きの時代になりました。どう健康に生きるか、が大切です。吟を上手くなるために通う方もいらっしゃいますが、健康維持を目的に続けておられる方も多いです。喉だけの発声ではなく、“気”が集まる丹田(へその少し下にあるお腹の中心部)をしっかり使います。声を出すことは、脳が活性化し、血液の循環をよくし、健康増進にもつながります。お腹を使った丹田法は腸を元気にして免疫力をあげます。特別な健康法ではありません。
歌謡吟詠は、邦楽と洋楽のコラボでしょうか。楽譜のない詩吟(邦楽)と、その詩吟から構想して作詞作曲した歌謡曲(洋楽)の2部構成になります。詩吟は師匠からの口伝で節回しなどを覚えます。歌謡曲は音符に沿えば歌えます。ただし、それなりにですが。

詩吟との出会いは、勤務先のサークル。食堂横の部屋から聞こえた大きな節回しの声を見学に行ったのがきっかけです。小さい時から声を出すのが好きだったせいか、30代になると流派の大会で何度も優勝し、師範代の免状を修得。池田市周辺の約10ヵ所で教室を持ちました。30代後半になると会社も忙しくなり、転勤命令をきっかけに、仕事か詩吟か悩み、退社。大阪で条件のあう会社を探しました。定年後は指導一本です。弟子の紹介で川西教室に講座を持ちました。約12年になります。今、こうして元気にいられるのは歌謡吟詠のおかげと思っています。30代の決断は間違っていませんでしたね。※2016年1月取材
(キングレコード専属 雅詠流謳歌吟詠会家元)
     
     杉田 ふみ代 先生「いきいきヘルシー気功健康法」
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体を動かすのが好きで、以前はテニス、エアロビクス、水泳と、あらゆるスポーツをしていました。血のめぐりを感じるのが好きだったのです。「気」に興味があり、神戸で定期的に開催されていた中国の先生の講習会で学びました。
東洋式運動はエアロビクスのような西洋式運動と違い、副交感神経が優位になります。雑念を払い、リラックスし、一種の瞑想状態「入静(にゅうせい)」に入ります。〝無〟の状態とも言えます。そこから気功による生命エネルギーを発揮できます。「リラックスして集中」するとその人の最大限の力を発揮できますし、これは最近のスポーツ界でも浸透してきましたね。
初めての方には、まず立ち方を見ます。腰が反ったり、首が曲がったりしていると「気」が巡りません。正しく立つと、それだけで汗が滲んできます。毛細血管が開き、温かくなるからで、気血めぐりが良くなった証拠です。
講座見学に来られますが、見ているだけでは分かりません。実際に体験してほしい。3ヵ月続けると、体の変化を実感できます。体全体を使った大きな動きから始めます。日常の体の使い方が変わると、特別な動きをしなくても「気」が巡るようになりますよ。※2015年10月取材
(NPO法人気功協会指導員 ホリスティック気功研究主宰)
     
     稲田光甫生先生「生け花・未生流」
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天・地・人や主位・客位など主要要素が含まれる古典花の「格花」を大切にして欲しいですね。最近は敬遠されがちですが、基本の形を覚えきりたい。その基礎の上に、直接的に色を引き出す色彩盛花、木物の特性に合わせて花を添える個性盛花、型を離れ感じ方を見つめる自由型・造型があります。自分らしい活け花を楽しみましょう。
お花を始めたのは、小学校5年生の頃、隣のお姉さんの稽古に付いて行ったのがきっかけです。庭にある花を持っていくのが普通で、お稽古では皆、違う花を活けていました。学生時代も、勤めてからも続け、結婚の条件もお花を続けることでした。

川西教室の開設時からのクラスですから、ずいぶん経ちますね。オープニングパーティーは着物でしたか。覚えていませんね。てっきり中之島の先生が担当されると思っていましたから、お声がかかった時は驚きました。いろんなレベルの方がクラスにいると、互いの刺激になります。同じ材料でも、それぞれ活け方が違う。それが面白い。出来上がると、まず何を言いたいのかを問います。葉っぱを見せたいのであれば、葉の表裏の向きや高低で見え方が違うと指導します。
四半世紀の教室で、昔の受講生が子育てを終えて戻ってきてくれると嬉しい。暮らしの中に、生きている花、日々に姿を変える花があるのは、やはり良いものですよ。※2015年4月取材
(未生流家元教授)
     
     久保 ゆり子 先生「ゆっくり学ぶ旅行英会話」
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年1回、2週間のフランス一人旅をします。今年はアルザス、来年はブルターニュと決めていて、これでほぼフランス全土を回ったことになります。旅先では自然にどっぷりつかり自分を解放します。旅行での会話は不自由しませんが、今ではフランス語より英語の方が楽ですね。
大学を卒業後しばらくしてパリに留学しました。パリにいる時に誘われ、1970年の日本万博博覧会で、フランス館のコンパニオンとして書籍展示コーナーを担当しました。28歳の頃です。その後、インドシナ難民のための姫路定住促進センターに携わりました。日本語習得のための集中講座1日7時間3ヵ月コースを受け持ったのです。優秀な方が多く、作文には背負っている事情の重さが書かれ、涙なしには読めませんでした。また大阪大学大学院などで世界中から学びにくる方々に日本語を教えました。
英語の授業が苦痛だったという声をよく耳にします。私は初めて教わった中学校の授業がものすごく楽しかった。先生のプランニングが工夫されていたんでしょうね。やはり事前準備が大切です。私も毎回、教案作りをします。4B鉛筆で紙を目いっぱい使って、皆さんの顔を思い浮かべながら知恵を絞るのはとても楽しい。講座では平等に当てるようにしています。間違ってもかまいません、大事なのは素直さと積極的でやる気があることです。
“It’s never too late to learn” “ Talk with more emotion!” ですね。
※2015年4月取材
(英会話講師)
     
     文元 京子 先生
「世界の名曲を歌おう」→ 講座の詳細はこちら
「心ゆくまでうたいましょう!」→ 講座の詳細はこちら

多感な少女時代、ラジオで聴いたイタリアのオペラ歌手レナ―タ・テバルディの歌声に衝撃を受け感動しました。故中山悌一先生(東京芸術大学教授)の音楽会で聴いたシューベルトの「冬の旅」。失恋した若者が絶望と悲しみの中で、さすらいの旅を続けていく歌曲です。全24曲を聴きました。カタカタと冬風が吹き込む学校の講堂が会場。感動して1人、コートを脱いでいました。その日は一晩中眠れませんでした。その後、岡山から東京の国立音楽大学へ、声楽家を志しました。

講座を持ったのは1989年6月ごろ。最初は戸惑いましたが、今では教え教わりという風に思っています。自分自身が勉強していく中で、声というものはとてもシンプルなもの、と感じています。悪い癖をつけてしまうとなかなか直りません。音符が読めない人、声楽を勉強したことない人でも、素直な人は伸びていきます。目標を見つけ魅力に染まっていく姿は嬉しいもの。声を出すことは幸せであり、生きていく活力になっています。ときおり厳しい指摘をします。でも、それは皆さんにうまくなって欲しいからなんですよ。※2015年1月取材
(声楽家)

     
 
絵画、北先生
   北 誠一 先生 「静物・人物を描く~油絵」
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神戸教室で出講されていた犬童徹(大阪教育大学名誉教授・二紀会委員)先生の紹介で、オープン時の川西教室で講座を持ったのは39歳の時。随分、生意気 だったと思います。高校時代、美術系大学に進もうと、週末に美術の先生のお宅でデッサンなどを教わりました。二紀会所属でした。一浪して京都の大学へ。と ころが、2年で中退。家業を手伝いながら二紀会に出品するようになりました。入選するかどうかは毎年、試験みたいなものです。絵で食べていける人はほんの 一握りですが、両親の反対はありませんでした。

油絵は、描く技術より絵の具の材質に慣れるのが難しい。キャンバスに色ひとつ出す、例えば「赤」を「赤に感じさせる色」にしなければなりません。色を強く 描けば形は逃げ、形を強くすれば色は逃げていきます。描けば描くほど絵が説明的になり弱くなります。消すことで肥えるという言い方もします。

3時間の講座の途中で休憩を取り、みんなで喫茶店に行きます。絵に関係ないことを話して気分転換。犬童先生から最初にいただいた「根を詰めて描くより雑談する時間があったほうが良い」のアドバイスを大切にしています。※2014年10月取材
(二紀会大阪支部支部長、二紀会委員)
     
 洋裁、高田先生    高田 正子 先生 「洋裁入門」
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※2016年4月期から講師が変わります。

12月で93歳になります。中之島教室で講座を持っており、川西教室がオープン時に頼まれて講座を担当することになりました。戦後、洋服を作ることは華や かで素敵な花嫁修業でした。洋裁学校が沢山できましたよ。28歳で旧松坂屋ドレスメーカー女学院に助手として就職し50歳で院長になりました。3年間の専 門学校で当時は300人ほど生徒がいました。昭和64年で女学院が閉鎖になるまで勤めました。

若いころは、絵、フランス語、モダンアート、造形、服装史などあらゆることを勉強しました。好奇心が旺盛なんです。製図で寸法を落し込んでいくのですが、 数字にこだわらず、身体の分量をつかまえるようになりました。シルエットとして捉えることができるのです。勉強の成果ですね。

教室では、一つの作品が出来上がると、感想を書いて提出してもらっています。発見したところ、難しかったところなどです。手紙形式で交流を持つことで気持 ちが親しくなりますよ。川西教室に来るまでに梅田で途中下車します。雑踏を歩くのが好きなんです。いろんな人がいてホント面白い。帰りは疲れてまっすぐ帰 りますけどね。※2014年7月取材
(服飾デザイナー)
     

       

鳥居 雙 先生 「ペン習字と日常書道」
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開業当時の朝日カルチャーセンターは、文化教室の先駆けで、日本のトップクラスの方々が講師陣でした。書道も然り、芸術院会員の村上三島先生の門弟で中之島教室は栗原蘆水先生、京都教室は古谷蒼韻先生が中心になって始まりました。その後、宝塚沿線だったら鳥居と推薦していただき、川西教室に出講することになりました。朝日カルチャーの講師になることは誇りでしたね。今まで続けてこられたのは、人とのご縁のお蔭と感じています。

受講される皆さんは人柄も良く、勉強熱心、そして高いレベルを求めて来られています。クラスが和やかであること、来て良かったと思っていただけるよう日々心掛けています。日常のことをこなしながら、自らの教養を高めようとするのは素晴らしい考え方、生き方だと思います。朝日カルチャーは、充実したラインナップになるように、今後も高みや深みを目指している人、分野の専門性の高い人、発信力のある人を講師陣に揃えていってほしいですね。

2014年6月には、書道歴50年の節目として、新宿京王百貨店で個展を開きます。素直に勉強を続けていると、新しい発見があります。この気づきが書の魅力ですね。明日はこの勉強をしようと思うことがあることが幸せだと思います。※2014年2月取材

(日展会友 読売書展会常任理事 日本書芸院評議員 京都光華女子大学、京都大学非常勤講師)