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中世・近世日本と横浜 横浜を知るための
- 曽根 勇二(横浜都市発展記念館)
武蔵・相模両国に跨がる現在の横浜市域では、鎌倉・小田原や江戸に近いこともあり、早くから様々な形での歴史が育まれてきました。今回、本牧・根岸や磯子、さらに岡津や日野・笹下(ささげ)など、相模国と密接な地域だけではなく、武蔵国の内陸部に位置する小机方面,からの広い視点も交えながら、東京湾沿岸に生きた人々、河川・陸上交通と湊というテーマをもって、比較的知られていない市域の歴史を考えてみます。単に市域の一部に関するものだけではなく、関東地方や日本の歴史にも話しが及ぶこともあります。
なお古文書・古記録(活字)や地図などを用いて、様々な実態を具体的にかつ分かりやすく説明します。主に戦国から江戸時代の市域を紹介することになります。
<講座内容>
第1回 小田原北条氏の登場と家康の関東入国 - 玉縄城から岡津陣屋へ −
第2回 武蔵・相模両国から見る日野郷と笹下城 - 大岡川水系の肥沃な村々 −
第3回 神奈川宿の形成と篠原城・寺尾城 — 小机文化の広がり −
注意事項
※感染拡大状況により変更となる場合がございます。
※営業時間等、最新の情報は横浜教室トップページ下段「お知らせ」をご覧ください。
- 日程
- 2020/11/30, 12/21, 1/25
- 曜日・時間
- 月曜 10:30~12:00
- 回数
- 3回
- 受講料(税込)
- 会員 9,570円 一般 12,870円
- 設備費(税込)
- 495円
- 持ち物など
- 必要なレジュメは当日教室で配布します。
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講師詳細
- 曽根 勇二(ソネ ユウジ)
- 1954年静岡県生まれ。1979年東洋大学大学院文学研究科日本史学専攻修士課程修了。1989年東洋大学文学部史学科助手。1995年横浜市歴史博物館の開館時に学芸係長として勤務。現在は横浜都市発展記念館。専攻は日本近世史。文学博士。著書は『国家と対外関係』(新人物往来社)、『片桐且元』(吉川弘文館)、『近世国家の形成と戦争体制』(校倉書房)、『秀吉・家康政権の政治経済構造』(校倉書房)、『大坂の陣と豊臣秀頼』(吉川弘文館)等。その他山本博文・堀新氏と多くの論文集や古文書集を出版。