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お申し込みモムゼン「ローマの歴史」を読む
- 前田 耕作(東京藝術大学客員教授)
テオドール・モムゼンは1817年11月30日、当時デンマーク領であったシュレスヴィヒ村、ガルディングに生まれた。そのころ若きモムゼンの心を捉えいてたゲーテはなお健在であった。郷里の大学キールで法学を学びながら次第にローマに惹きつけられてゆく。1844年、ついにアルプスを越え、永遠の都ローマを訪れた。ゲーテのミニョンの歌の一節が思わずこぼれ出たことであろう。長く懐胎してきた
『ローマの歴史』が産み出されたのは1854年のことであった。ノーベル文学賞に輝いたこの傑作を邦訳のI・II巻まで読もうという試みである。多くの方々の参加を待っています。(講師記)
- 日程
- 2021/1/5, 1/19, 2/2, 2/16, 3/2, 3/16, 3/30
- 曜日・時間
- 第1・3・5 火曜 13:00~15:00
- 回数
- 7回
- 受講料(税込)
- 会員 20,790円
- 設備費(税込)
- 1,155円
- 持ち物など
- テキスト:テオドール・モムゼン「ローマの歴史」(名古屋大学出版会)6600円。テキストについては初回にご案内します。
- その他
- ★講師都合により日程が変更になることがありますので、ご了承ください。
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講師詳細
- 前田 耕作(マエダ コウサク)
- 1933年生まれ。名古屋大卒。東京藝術大学客員教授。専攻はユーラシア文化史。1964年名古屋大学アフガニスタン学術調査団に参加、以後数回にわたり、アフガニスタンの仏教遺跡の調査に従事。著書に『巨像の風景』(中公新書)、『バクトリア王国の興亡』(レグルス文庫)、『宗祖 ゾロアスター』(ちくま新書)、『ディアナの森』(せりか書房)、『アフガニスタンの仏教遺跡 バーミヤン』(晶文社)、『アフガニスタンを想う』(明石書店)、『玄奘三蔵、シルクロードを行く』(岩波新書)、『パラムナード』(せりか書房)ほか多数。