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野口体操  重さは思い・思いはイメージ
  • 教室開催

  • 富永 由美(野口体操講師)
講師詳細

野口三千三先生(1914~1998)は、御自分の体操の定義の一つを、「体操とは、からだに貞くこと、それは自分自身のからだの動きの実感を手掛りに、自分とは何か、人間とは何か、自然とは何かを探検する営みである」とされています。この講座では、私達が生きて行く上で大きな意味を持つ、「余分な力を抜く、からだの中身を分ける、空ける、ぶら下げる、重さの流れに任せる等々」とはどういうことか、いくつかの動きの中で、丹念に繰り返し探って行きます。動きはそれぞれ、自然で無理のない、ゆったりとしたものです。その際基本となるのは、「生きている人間のからだ、それは皮膚という生きた袋の中に、液体的なものがいっぱい入っていて、その中に骨も内臓も浮かんでいるのだ」という捉え方です。↓日常生活の中で、色々な形で緊張しているからだを緩め、ほぐし、本来のつながりを見付けて行くうちに、からだの中身は蠢き始め、様々な感覚が目覚め、ことばを発して来ることと思います。こうした自分のからだへの問いかけを通して、他者への思い、自然への思い、ひいては私達が生を営む地球への思いも深まって行くことでしょう。経験の有無、或いは年令にかかわりなく、共に探って行ける体操です。 (講師記)

ご予約・お問い合わせ:℡:045-453-1122 または受付窓口(9:30-18:00日曜を除く)どうぞお気軽に!
*講師都合により、急遽代講の場合がございます。

この講座は、ご入会が必要です。会員でない方は、ご入会の手続きをお願いいたします。

この講座は終了しました

注意事項

★4/30は、朝日カルチャーセンター休業日のため休講です。

日程
2023/4/2, 4/16, 5/7, 5/21, 6/4, 6/18
曜日・時間
第1・3・5 日曜 10:30~12:00
回数
6回
受講料(税込)
会員 17,820円 
設備費(税込)
990円
持ち物など
■動きやすい服装。底の薄い体操シューズ、足袋、木綿の靴下など(化学繊維のものは滑りやすいので不向きです。)でご参加ください。
その他
■女性は8号教室横の更衣室、男性は教室裏の更衣室をご利用下さい。

※◆◆日曜の受付窓口営業について◆◆
10月より、日曜の受付窓口営業日は開講前月末2回と開講月初め2回のみとさせていただきます。お手続きの際はご注意ください。
WEBサイトからのお申し込みはいつでも承っておりますので、ぜひ、ご利用ください。

講師詳細

富永 由美(トミナガ ユミ)
東京生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。劇団民藝俳優教室に在籍。スウェーデンに留学。早稲田小劇場、劇団眞空鑑を経て、劇団旧眞空鑑創立に参加、現在に至る。別役実作品、S・ベケット作品、L.フォシェッル作品に出演。L・フォシェッル作品及びL・ノレーン作品を翻訳、演出。訳書にラーシュ・フォシェッル戯曲集「クリスティーナ女王」(晩成書房)、ラーシュ・ノレーン戯曲集「悪魔たち」(晩成書房)。スウェーデン文化紹介に対し、スウェーデンアカデミー賞を受ける。L・ノレーン作「悪魔たち」の翻訳に対し、小田島雄志・翻訳戯曲賞(特別賞)を受ける。東京藝術大学名誉教授野口三千三氏に師事。30数年間野口体操を学ぶ。長年にわたり野口体操講師を務めている。