横浜開港と明治維新史を読み解く
  • 教室開催

  • 波止場付近を散策する外国人たちを描いた浮世絵(横浜開港資料館蔵)
  • 西川 武臣(横浜開港資料館館長)
講師詳細

 日本の近代化や国際化のきっかけとなったペリー来航、通商条約の締結、横浜開港、明治維新と文明開化の歴史を紹介する。19世紀後半の日本は新たな社会体制を作り上げようとしていたが、講座では、急激に変化する政治や外交のあり方、外国人と日本人との交流、近代化の中での人々の暮らしや意識の変容を残された資料から読み解いていく。テキストは毎回講師が用意し、時には古文書、古写真、古地図・錦絵・新聞などの原物や複製を持参し、歴史資料が持つ迫力にも触れてみたい。

 安政6(1859)年の開港以来、横浜は貿易都市として発展しました。今期は輸出品であった茶・生糸・雑穀を中心に貿易の様相を紹介するとともに貿易を担った日本人商人の姿を眺めていきます。また、彼らが全国から横浜に移住するまでの活動についても紹介します。 (講師・記)

*2007年4月開講。途中受講歓迎です。

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この講座は終了しました
日程
2023/4/3, 4/17, 5/1, 5/15, 6/5, 6/19
曜日・時間
第1・3 月曜 15:30~17:30
回数
6回
受講料(税込)
会員 19,800円 
設備費(税込)
990円

講師詳細

西川 武臣(ニシカワ タケオミ)
愛知県生まれ。明治大学大学院博士前期課程修了。博士(史学)。現在、横浜開港資料館館長。専門は日本近世史。著書に、『横浜開港と交通の近代化-蒸気船・鉄道・馬車をめぐって』日本経済評論社、『幕末明治の国際市場と日本ー生糸貿易と横浜』雄山閣、『ペリー来航』中公新書など。