古筆を味わう 「高野切」

  • 名児耶 明(古筆研究家)
講師詳細

 古筆を味わうシリーズの初めとして、仮名の王者と言われる「高野切」を二回にわたり取り上げます。「高野切」は、仮名のもっとも充実した時代である11世紀の中頃から12世紀の中頃にかけての中で、その出発点にあたる11世紀中頃の名品として書道史の世界では認識されています。現在まで伝存している「高野切」をみると、明らかに三種類の書風が確認され、そのどれもが美しい字形、魅力的な字形をしています。
 そこで、「高野切」の成立に関わる話、その文字の美しさに関わる話、さらに三種類ある書風のそれぞれと同書風の作品にも触れていきたいと思います。作品ごとに異なる仮名の特色を理解するために、読み方にも挑戦していだきたいと思います。
 一回目は、「高野切」の成立と「高野切第一種」の書風について、二回目は「高野切第二種」とその書風について取り上げ、いずれも文字を読んでみます。 (講師記)

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日程
2019/8/10, 9/14
曜日・時間
土曜 10:30~12:00
回数
2回
受講料(税込)
会員 5,832円 
その他
※変則日程にご注意ください。今期は午前中に行います。

講師詳細

名児耶 明(ナゴヤ アキラ)
1949年北海道生まれ。東京教育大学教育学部芸術学科書専攻卒業。専門は古筆学、日本書道史、博物館学実習。五島美術館・副館長。著書・編著に 『別冊太陽 日本の書』(平凡社)、『書の見方 日本の美と心を読む』(角川学芸出版)、『決定版日本書動史』(芸術新聞社))、『日本書道史年表』(二玄社)、『書に心よせる』(新潮社)など多数。