多摩川流域の古墳をめぐる

  • 東京都狛江市の猪方小川塚古墳
  • 土生田 純之(専修大学教授)
講師詳細

神奈川の川崎および横浜の大半は武蔵です。武蔵は大国で、現在の埼玉県と東京都の他、上の神奈川も含まれます。特に東京以南の南武蔵(多摩川流域)は、中期以降顕著な古墳がなくなりますが、6世紀後半以降武蔵の中心地であった北武蔵(埼玉古墳群等)との密接な関連性が想定される状況で古墳築造が再開されました。その結果、南武蔵に国府が設置されました(府中市)。南武蔵に国府が設置されたのは、北武蔵との交流によるものなのです。こうした実態を歴史の展開を前提に考えます。(講師記)

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日程
2019/8/4
曜日・時間
日曜 10:30~12:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,240円 一般 3,888円
その他
★教室が変更になる場合がございます。当日掲示板でご確認ください。

講師詳細

土生田 純之(ハブタ ヨシユキ)
1951年生まれ。関西大学大学院文学研究科修士課程修了。博士(文学)。宮内庁書陵部陵墓調査室員、同主任研究官を経て、現在、専修大学文学部教授。専門は日本考古学。特に東アジア地域における文化交流を始め、古墳における儀礼の研究、古墳時代の墓制研究など。著書に『多胡碑が語る古代日本と渡来人』、『古墳時代の政治と社会』、『古墳時代の実像』、『古墳』(吉川弘文館)、『古墳時代研究の現状と課題』(上)(下)(同成社)、『文化遺産と現状』、『東日本の無袖横穴式石室』(雄山閣)など。