顔の考古学 笑いと異形の精神史

  • 纏向仮面
  • 設楽 博己(元東京大学教授)
講師詳細

縄文時代の土偶、弥生時代の木製の仮面と顔のついた壺形土器、古墳時代の人物埴輪、律令期の一つ目の鬼を描いた墨書土器など、〈顔〉を意匠とする造形品には、古代人のいかなるメッセージが込められていたのか。この講義では、人骨の抜歯や絵画にみるイレズミの表現、笑いの誇張表現、装身具などの資料を、考古学を中心に文献や民族誌を駆使して分析する。そして、顔への意識の変化と社会的背景を〈異形〉をキーワードに読み解く。(講師・記)

第1回 日本最古の妖怪画
第2回 方相氏と「鬼は外-豆まき-」の起源
第3回 黥面考—顔のイレズミの歴史-
第4回 縄文土偶の顔
第5回 弥生時代の笑い顔
第6回 異形の精神史

*テーマは予定です。状況により、変更することがあります。

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日程
2021/4/7, 6/2, 6/30, 7/7, 8/4, 9/1
曜日・時間
水曜 13:00~14:30
回数
6回
受講料(税込)
会員 17,820円 
設備費(税込)
990円

講師詳細

設楽 博己(シタラ ヒロミ)
1956年群馬県生まれ。静岡大学人文学部人文学科卒業、筑波大学大学院博士課程歴史人類学研究科文化人類学専攻単位取得退学。博士(文学)。専門は日本考古学(とくに縄文・弥生時代の文化と社会の研究)。国立歴史民俗博物館考古研究部助手・助教授、駒澤大学文学部助教授・教授、東京大学大学院人文社会系研究科教授を歴任。主な著書に、『顔の考古学―異形の精神史-』(吉川弘文館)、『弥生時代-邪馬台国への道-』(敬文舎)、『弥生時代人物造形品の研究』(同成社:編共著)、『十二支になった動物たちの考古学』(編著、新泉社)、『縄文社会と弥生社会』(敬文舎)、『弥生再葬墓と社会』(塙書房)、『原始絵画の研究論考編』(編著、六一書房)、『三国志がみた倭人たち-魏志倭人伝の考古学-』(編著、山川出版)など。