考古学で探る古代豪族の実像と虚像 蘇我氏本宗の滅亡と飛鳥の古墳

  • 菖蒲池古墳の石棺(講師撮影)
  • 今尾 文昭(関西大学講師)
講師詳細

 前方後円墳から大型方墳、円墳に変化する6世紀末から7世紀、時代は古墳時代から飛鳥時代へと転換します。為政者の最高位は「大王から天皇へ」と変わります。飛鳥時代は、「現代」につながるさまざま仕組みが整えられた時代です。古代豪族のあり方も変容します。その足跡を歴史の舞台、飛鳥の古墳にたどり、本当の姿を探ろうと思います。
 今期は「乙巳の変」を前後する7世紀中葉、飛鳥でまだ多くの方墳が築かれます。これらのうち菖蒲池古墳、小山田古墳、打上古墳などをとりあげ、最近の発掘調査と合わせて蘇我氏本宗の滅亡と古墳の変質について考えます。

※ テーマは変更になる場合もございます。どうぞご了承ください。

◇2019年~2020年度のテーマは、次の通りです。

《2019年度》
第1回(2019年春期):(終了)馬見古墳群の存在と葛城氏
第2回(2019年夏期):(終了)葛城山麓の集落、古墳と葛城氏滅亡
第3回(2019年秋期):(終了)曽我川、飛鳥川と蘇我氏登場
第4回(2020年冬期):(終了)蘇我馬子と飛鳥の遺跡

《2020年度》
第5回(2020年春期) 蘇我氏本宗の滅亡と飛鳥の古墳
第6回(2020年夏期) 物部氏と石上一帯の古墳
第7回(2020年秋期) 三輪氏の存在と三輪山麓の古墳
第8回(2021年冬期) 秦氏の足跡、京都太秦の古墳

この講座は、ご入会が必要です。会員でない方は、ご入会の手続きをお願いいたします。

この講座は終了しました
日程
2020/6/30
曜日・時間
火曜 13:15~16:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 7,040円 
設備費(税込)
165円
持ち物など
講義の途中、10~15分程度の休憩があります。

講師詳細

今尾 文昭(イマオ フミアキ)
1955年生。同志社大学文学部卒業。78年奈良県立橿原考古学研究所入所。同研究所附属博物館学芸課長、同研究所調査課長を歴任。2016年定年退職。現在、関西大学非常勤講師。博士(文学)。日本考古学。著書に『古墳文化の成立と社会』 『律令期陵墓の成立と都城』『ヤマト政権の一大勢力 佐紀古墳群』など。