ベルクソンの哲学 「思想と動くもの」を読む
  • 教室・オンライン同時開催

  • 前田 英樹(批評家)
講師詳細

フランスの哲学者、アンリ・ベルクソン(1859-1941)は、西洋の哲学を独りで最も深くから疑い、そこからすべてを立て直した人です。言葉が作る観念からではなく、自分が現に生きて、このように在る、という経験から、いっさいを考え尽くした思想家だと言ってもいいでしょう。その文章は、他の哲学者にはない、生きて澄んだ具体の姿を匂うように放っています。それは、普通に暮らし、迷い、なお考える喜びを求めてやまない人々のために書かれているのです。その新しさには、繰り返し驚かずにいられません。この講座では、ベルクソンが生前に刊行した最後の本、『思想と動くもの』(1934)という論文集を、始めに置かれた長い自伝のような「序論」から、ゆっくりと講義を交えながら読み進んでいきます。哲学の歴史に関わる予備知識は、まったく不要です。テキストとしては、これまでで最良の翻訳と思われる原章二氏の『思考と動き』(平凡社ライブラリー)を用います。(講師・記)*2022年10月開講

<各回の講義テーマ> 
第1回(1/26) 「予見できない」ということの意味
第2回(2/16) 砂糖が水に溶ける時間
第3回(3/23) 「知性」は創造を信じていない

※各回のテーマはあくまでも目安になります。進度に応じて変更する場合もございますので、ご了承ください。

〈ご案内事項〉
・本講座はオンラインセミナーアプリ「Zoom」ウェビナーを使ったオンラインでも、教室でも受講できるハイブリッド講座です(講師は教室)。パソコンやスマートフォン、タブレットでも配信を見ることができます。
・本講座はメール登録のある受講者全員に後日アーカイブ動画(1週間限定配信)のリンクをお送りいたします。期間内は受講者は何度でもご視聴いただけます。
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日程
2023/1/26, 2/16, 3/23
曜日・時間
木曜 18:30~20:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 8,910円 
設備費(税込)
495円
持ち物など
【テキスト】
『思考と動き』(アンリ・ベルクソン 著、原章二 訳、平凡社ライブラリー)
*各自ご準備ください。

講師詳細

前田 英樹(マエダ ヒデキ)
 1951年大阪生まれ。中央大学大学院文学研究科修了。2017年3月まで立教大学教授。主な著書に『沈黙するソシュール』(講談社学術文庫)、『定本 小林秀雄』(河出書房新社)、『セザンヌ画家のメチエ』(青土社)、『倫理という力』(講談社)、『独学の精神』(ちくま新書)、『絵画の二十世紀』(NHK出版)、『言葉と在るものの声』(青土社)、『宮本武蔵 剣と思想』(ちくま文庫)、『深さ、記号』(書肆山田)、『保田與重郎を知る』(新学社)、『日本人の信仰心』(筑摩選書)、『信徒 内村鑑三』(河出書房新社)、『民俗と民藝』『小津安二郎の喜び』(共に講談社)、批評の魂』(新潮社)、『愛読の方法』(ちくま新書)、『ベルクソン哲学の遺言』(岩波書店)、『剣の法』(筑摩書房)などがある。