「正法眼蔵随聞記」を読む

  • 中野 東禅(龍宝寺前住職)
講師詳細

「正法眼蔵随聞記」は道元禅師(1200‐1253)が、弟子達に話した記録です。鎌倉仏教は、哲学が人生論に消化されていく時代です。茶道・華道・武道・食事・生き方学などの生活文化に強い影響を及ぼす「道」の文化が形作られました。禅仏教は「生き方学」です。人間として生きる様々な場面で、無心を生き、心が満たされていく人間論について、道元は「人の目に照らして恥じるとき“明眼の人”を恥ずべきだ」といいます。つまり鏡として「明眼の人」を意識出来る事自体が自己の人間性なのだといっているわけです。また唐の太宗の『貞寛政要』の「虚襟にあらざれば忠言を入れず」などの名言を多用して生き方学を語ります。

<各回のテーマ>
第1回 4/2 道元禅師の生涯。明眼の人に恥じよ。
第2回 4/16 人の思いは計る事が出来ない。
第3回 5/7 他者の飢えを痛む栄西禅師
第4回 6/4 思いやりの共鳴は冥機冥応などなのだ。
第5回 6/18 徳の現れには三段階の共鳴がある。
第6回 7/16 学ぶとは結局自己に決着する事。
第7回 7/30 死に照らしたら何をすべきかが分かる。
第8回 8/6 霧が染みるように良き人に近付け。
第9回 8/20 誉めて清らかに分類される事を善という。
第10回 9/3 大目的と人情と対立したら大目的を取れ。
第11回 9/17 善悪は縁に因って起こるのだ。

※テーマは変更になる場合もございます。どうぞご了承ください。

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日程
2019/4/2, 4/16, 5/7, 6/4, 6/18, 7/16, 7/30, 8/6, 8/20, 9/3, 9/17
曜日・時間
第1・3・5 火曜 13:15~15:00
回数
11回
受講料(税込)
会員 32,076円 
持ち物など
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その他
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講師詳細

中野 東禅(ナカノ トウゼン)
曹洞宗総合研究センター講師、京都市龍宝寺前住職。ナムの会元総務。(日本臨死宗教師会顧問、日本生命倫理学会会員・死の臨床研究会会員)、(仏教系大学で生命倫理・死生学を担当)、著書に『死を生きた日々』『曹洞宗』『禅者山頭火』(以上四季社)、『すこやかな死を生きる』(雄山閣出版)、『生と死を学ぶ教室・・・別れの手紙』(佼成出版)、『道元百話』(東方出版)、『曹洞宗の常識』(朱鷺書房)、『あなただけの修証義』(小学館)『図解雑学・道元』(なつめ社)など。