西洋古代の自然観と倫理 ルクレティウスを読む

  • 納富 信留(東京大学教授)
講師詳細

古代ギリシアで始まり展開した哲学は、今日まで多様で重要な遺産を残しましたが、前4世紀にエピクロスが提唱した原子論もその一つです。前1世紀ローマの詩人ルクレティウスは、エピクロスの哲学体系を叙事詩(六脚韻)に置き換えて著しました。それがラテン文学の傑作でもある『物の本質について』です。今期はその第5~6巻を読解し、古代の自然観(原子論)と倫理(快楽主義)を考察します。できれば事前に範囲を読んできていただき、議論できればと思います。 (講師・記)
※初めて学ばれる方の参加も歓迎です。
※2019年1月期開講。途中からの受講も歓迎です。
※今期で『物の本質について』を読み終える予定です。

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日程
2019/7/9, 8/27, 9/10
曜日・時間
火曜 19:00~20:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 8,748円 
持ち物など
〈テキスト〉ルクレティウス『物の本質について』(樋口勝彦訳、岩波文庫)
※各自お求めください。定価860円。

講師詳細

納富 信留(ノウトミ ノブル)
1965年東京生まれ。90年東京大学大学院文学研究科修士課程修了、95年ケンブリッジ大学古典学部Ph.D.取得。九州大学助教授、慶應義塾大学文学部准教授、同教授を経て、現職。著書に『ソフィストと哲学者の間』(名古屋大学出版会)、『プラトン』(NHK出版)、『哲学の誕生』(ちくま学芸文庫)、『ソフィストとは誰か?』(ちくま学芸文庫、サントリー学芸賞)、『プラトン 理想国の現在』(慶應義塾大学出版会)、『プラトンとの哲学』(岩波新書)、訳書にプラトン『ソクラテスの弁明』(光文社古典新訳文庫)などがある。