ヨーロッパの誕生 中世の幕開け ビザンツ帝国の復興の始まり

  • 倉橋 良伸(電気通信大学講師)
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西方における天下分け目の戦いが、トゥール・ポワティエの決戦ならば、東方でのそれは、第二次コンスタンティノポリス攻囲でした。どちらもキリスト教側から見ると、イスラームの大侵攻からヨーロッパを救ったことになるでしょう。ビザンツ(東ローマ)帝国は、ヨーロッパにとってはまさにイスラームに対する防波堤でした。
 これ以降、少なくとも帝都コンスタンティノポリスが脅かされることはなくなります。しかし、国境を形成したタウロス山脈を越えて、旧領を奪回するほどの力はまだありません。とはいえ、8世紀を通じて一進一退の攻防が続きますが、帝国は着実に力を高めつつありました。
 800年前後に東西両面から大きな衝撃を受けます。イスラーム側では王朝が交代してアッバース朝が成立し、都はダマスクスからバグダードに移ります。カリフのハールーン・アッラシードが攻撃を繰り返し、イタリアでは帝国とフランク王国の間に戦闘が発生します。 (講師記)

 回  日 程           テーマ
 1  1/20   第二次コンスタンティノポリス攻囲(717~718年)
 2  2/3   イコノクラスム(聖像破壊運動)の混乱
 3  2/17   アッバース朝の成立(750年) バグダードの繁栄
 4  3/3   東西の外患 アッバース朝とシャルルマーニュ

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注意事項

日程にご注意ください。
休講:1/6、3/17、31

日程
2021/1/20, 2/3, 2/17, 3/3
曜日・時間
第1・3・5 水曜 10:30~12:15
回数
4回
受講料(税込)
会員 11,880円 
設備費(税込)
660円
その他
★授業は12時半ごろまで延長します。 
★教室を変更することがございますので、各日掲示板でご確認ください。

講師詳細

倉橋 良伸(クラハシ ヨシノブ)
1962年生まれ。上智大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程単位取得。専攻は、後期ローマ・初期ビザンツ帝国史。著書に『地中海世界史Ⅰ 古代地中海世界の統一と変容』、『歴史学の現在5 再生する終末思想』(以上共著・青木書店)、『古代地中海世界 古代ギリシア・ローマ史論集』(共著・清水弘文堂)、『彷徨-西洋中世世界』(共著・南窓社)、『躍動する古代ローマ世界』(編著・理想社)など。