縄文人・弥生人・古墳時代人 骨が語る生活と社会

  • 米田 穣(東京大学教授)
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 弥生時代の導入された稲作農耕は食生活にどのような影響を与えたのか? また古墳時代の社会階層は食生活に違いがあったのか? 古人骨の分析結果から考えます。
 主に自然の動植物を利用する縄文時代よりも、食糧を生産した弥生時代に社会が複雑になったのは、なぜでしょうか? 弥生時代や古墳時代にコメは主食だったのでしょうか、それとも特別な人だけが食べられる貴重品だったのでしょうか? 個人の情報が得られるという古人骨の分析をいかして、骨のタンパク質や歯のエナメル質の分析からせまります。(講師記)

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日程
2019/11/30
曜日・時間
土曜 10:30~12:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 3,960円

講師詳細

米田 穣(ヨネダ ミノル)
1969年生まれ。東京大学理学部生物学科卒業。東京大学理学系研究科人類学専攻博士課程中退。博士(理学)。国立環境研究所研究員・主任研究員、オックスフォード大学研究員(海外学振)、東京大学大学院新領域創成科学研究科先端生命科学専攻准教授を経て、現在、東京大学総合研究博物館放射性炭素年代測定室教授。2019年、大昔の食生活研究で浜田青陵賞受賞。主な著書・論文に『絵でわかる人類の進化』(共著、講談社)、『骨が語る奥州戦国九戸落城』(共著、東北大学出版会)、Nakagawa, R.,N.Doi, Y.Nishioka, S.Nunami, H.Yamauchi, M.Fujita, S.Yamazaki, M.Yamamoto, C.Katagiri, H.Mukai, H.Matsuzaki, T.Gakuhari, M.Takigami and M.Yoneda 2010 The Pleistocene human remains from Shiraho-Saonetabaru Cave on Ishigaki Island, Okinawa, Japan, and their radiocarbon dating. Anthroplogical Science 118(3): 173-183 ほか。