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深く味わう西洋美術史
古代・中世
- 教室開催
- 新保 淳乃(武蔵大学講師)
西洋美術にはそれぞれの時代、地域、社会、そこに生きた人々のメンタリティを映し出す作品が多くあり、ひとつの作品を読み込んだり、ある様式や主題の流行を追いかけたりすると美術史がより深く多面的に味わえます。春季は絵画・彫刻・建築をとおして、ギリシャの身体美、古代ローマの技術と世界観、東ローマ帝国の先進文化、美徳と悪徳の擬人像に見る中世の倫理、黒死病後の死生観、国際ゴシックの華麗さを読み解きます。(講師・記)
2023年4月開講。各回テーマがありますので、途中受講歓迎です。
<カリキュラム>
1.古代ギリシャの青年裸体像
2.パンテオンの宇宙
3.ビザンチンのキリスト教絵画
4.ジョットとスクロヴェーニ礼拝堂の擬人像
5.黒死病とメメント・モリの美術
6.ジェンティーレ・ダ・ファブリアーノ《マギの礼拝》
画像:《ベルヴェデーレのアポロン》ヴァチカン美術館
この講座は終了しました
- 日程
- 2023/4/12, 4/26, 5/10, 5/24, 6/14, 6/28
- 曜日・時間
- 第2・4 水曜 13:00~14:30
- 回数
- 6回
- 受講料(税込)
- 会員 19,800円
- 設備費(税込)
- 990円
- その他
- ☆教室で配布資料があります。
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講師詳細
- 新保 淳乃(シンボ キヨノ)
- 1973年群馬県生まれ。千葉大学大学院博士課程修了。文学博士。ローマ大学留学、日本学術振興会海外特別研究員を経て、現在は千葉大学特別研究員、武蔵大学・明治大学非常勤講師、建築誌『カザベラ・ジャパン』翻訳担当。専門は近世イタリア美術史。共著『天空のアルストピア』『憧憬のアルストピア』『聴覚のイコノグラフィア』『味覚のイコノグラフィア』『知識のイコノグラフィア』(ありな書房)、『ひとはなぜ乳房を求めるのか』(青弓社)、『磯崎新の建築・美術をめぐる10の事件簿』(TOTO出版)。