「わたし」の現象学  心を知るための哲学対話

  • 山竹講師
  • 山竹 伸二(哲学者)
講師詳細

 古来、哲学は多くの人が納得し得るような意味(=本質)を探究し続けてきました。ソクラテスは「勇気」や「徳」の本質を、キルケゴールは「不安」を、ハイデガーは「死」「時間」の本質について、優れた哲学を展開しています。また、フッサールは本質を取り出すための思考法を整理し、意識体験を反省するやり方(現象学)を提示しました。
 この講座では、こうした哲学的な思考法を使って、「欲望」や「不安」など、自己を見つめなおす上で重要なテーマを考えていきます。心に関わる問題なので、精神分析、心理学の理論も使います。また、哲学初心者でも実践できる“哲学対話”のワークも少し取り入れる予定。哲学的な思考を身につけ、自己理解を深めることが本講座のねらいです。  (講師・記)

1 7/18 「わたし」を知るための哲学(哲学入門)― プラトン、ニーチェ
2 8/29 意識を反省する方法(現象学入門)― デカルト、フッサール
3 9/19 欲望とは何か?(欲望の本質)― ヘーゲル、マズロー、アドラー
1 10/17 不安とは何か?(不安の正体)― キルケゴール、フロイト
2 11/21 当為(しなければならない)とは何か? ― カント、フロイト
3 12/19 本当の「わたし」への気づき(自己分析)― ハイデガー、ユング

※必要な資料は教室にて配布します。
※講義内容は、進行具合によって若干変更する場合があります。

☆参考書籍(必携ではありません) 山竹伸二『本当にわかる哲学』(日本実業出版)

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注意事項

★開講延期となりました。4-9月 6回⇒7-12月 6回
※日程にご注意ください。
原則として第3土曜ですが、8月は29日(第5土曜)です。

日程
2020/7/18, 8/29, 9/19, 10/17, 11/21, 12/19
曜日・時間
第3週 土曜 15:30~17:30
回数
6回
受講料(税込)
会員 17,820円 
設備費(税込)
990円
持ち物など
※必要な資料は教室にて配布します。
<参考書籍> (必携ではありません。)
山竹伸二著『本当にわかる哲学』(河出ブックス)

講師詳細

山竹 伸二(ヤマタケ シンジ)
1965年、広島生まれ。著述家。評論家。大阪経済法科大学CAPP客員研究員。大正大学非常勤講師。専門は現象学と精神分析。心の病と心理療法の共通原理を、現象学的な視点から捉え直す作業を続けている。著作に『「認められたい」の正体』(講談社現代新書)、『子育ての哲学』(ちくま新書)、『不安時代を生きる哲学』(朝日新聞出版)、『本当にわかる哲学』(日本実業出版)、『「本当の自分」の現象学』(NHKブックス)、『フロイト思想を読む』(竹田青嗣との共著・NHKブックス)、『心理療法という謎』(河出ブックス)など。