「蜻蛉日記」を味わう ★3/17休講。補講日は6/16です。

  • 三田村 雅子(フェリス女学院大学名誉教授)
講師詳細

 蜻蛉日記は女性による仮名文学の最初の作品です。作者は道綱母、摂関家の頂点に立って権力をほしいままにした藤原兼家の側妻の一人です。歌がうまく、美貌でも名高かった道綱母は同時代の最高の教養の持ち主として成長し、両親・家族から溺愛されて育ちました。そのような生まれの少女が名門の貴公子に求婚され、玉の輿に乗ったような結婚をしたとたん、現実が厳しく彼女の幻想をうちくだきます。蜻蛉日記は、その失望と落胆の日々の中に、彼女を生きのびさせることになった「書くこと」の意味を浮かび上がらせます。なまなましくて激しい日記の迫力を共に味わい、楽しみましょう。(講師記)

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注意事項

★3月17日休講⇒補講日は6月16日です。

日程
2020/1/7, 1/21, 2/4, 2/18, 3/17, 3/31
曜日・時間
第1週・第3週 火曜 10:30~12:00
回数
6回
受講料(税込)
会員 17,820円 
教材費(税込)
教材費 -
持ち物など
※毎回プリンをト配布する予定です (進捗況によりプリントがない場合もありますのでご了承ください)
※テキスト:『蜻蛉日記』(岩波文庫)または岩波新古典文学大系『蜻蛉日記』

講師詳細

三田村 雅子(ミタムラ マサコ)
 1948年生まれ。早稲田大学大学院博士課程、フェリス女学院大学教授、上智大学教授を経て、現在に至る。専攻は物語文学、日記文学、『枕草子』。著書:『枕草子 表現の論理』『源氏物語感覚の論理』(いずれも有精堂)、『源氏物語 物語空間を読む』(ちくま新書)、『源氏物語絵巻の謎を読み解く』(三谷邦明との共著・角川選書)、『源氏物語を読み解く』(秋山虔との共著・小学館)、1996年より2005年まで、河添房江・松井健児と共に雑誌『源氏研究』(翰林書房)を刊行。『天皇になれなかった皇子のものがたり』(新潮社・とんぼの本)、『記憶の中の源氏物語』(新潮社)。