カルタゴの建国神話-女王エリッサ(ディードー)の物語 世界の神話シリーズ
  • 教室・オンライン同時開催

  • カルタゴを建設するディードー(ロンドン・ナショナル・ギャラリー 1815年)J.M.W.ターナーによる油彩画
  • 佐藤 育子(日本女子大学講師)
講師詳細

 海上交易で栄え、古代移民の先駆けとなったフェニキア人。近年の考古学の成果は、古代地中海世界史において彼らの果たした役割を改めて考え直す大きなインパクトを与えています。しかし、彼ら自身が自らの言葉で書いた記録は碑文などを除いては現存せず、特に神話などの文学作品は、ギリシア語やラテン語によるものしか残っていません。しかし、そこには、フェニキア人自身の記録を投影させた痕跡が残っています。この講座では、カルタゴ建国の女王となったテュロスの王女エリッサ(ディードー)に焦点をあて、彼女が古代の文学作品や記録の中でどのように描かれたかを考察します。それは、他者の眼を通したフェニキア人像に迫る一つの糸口となるはずです。自らの文学作品を残さなかったフェニキア人が、いかに語られ、評価されてきたのか、それは裏返せば、他者(ギリシア人やローマ人)が「フェニキア人」と呼んだ人々の「アイデンティティ」の形成および発展にかかわる問題にもつながっていくことでしょう。 (講師・記)

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日程
2022/8/31
曜日・時間
水曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 4,400円
設備費(税込)
165円
その他
★教室が変わる場合があります。当日、入り口の掲示板でご確認ください。

講師詳細

佐藤 育子(サトウ イクコ)
日本女子大学学術研究員・講師。筑波大学地中海・北アフリカ研究センター客員共同研究員。専攻は古代オリエントおよび古代地中海世界の歴史・文化史。古代地中海世界をフェニキア・カルタゴ史の視点から再構築することを目指して、近年、地中海方面に残るフェニキア・カルタゴ関連の遺跡を訪れ、現地調査を続けている。「古代カルタゴとローマ展」(2009年~2010年)、「ツタンカーメン展」(2012年~2013年)の日本側共同監修をつとめる一方で、共著に黒木英充編著『シリア・レバノンを知るための64章』(明石書店、2013年)、『通商国家カルタゴ』(共著・講談社学術文庫、2016年)、「フェニキア人の海外ネットワーク-前1千年紀前半の地中海世界」神崎忠昭・長谷部史彦編著『地中海圏都市の活力と変貌』(慶應義塾大学文学部、2021年)などがある。