パンデミック下の「源氏物語」 
  • 教室・オンライン同時開催

  • 三田村 雅子(フェリス女学院大学名誉教授)
講師詳細

 源氏物語が書き始められた時代は百年に一度という疫病流行のさ中であった。作者紫式部の夫藤原宣孝が亡くなったのは、長保三年(1001)の夏、病死者が巷に溢れ、人々の無常観が深まり、出家者が続出した年だった。その7年前の長徳元年(994)にも疫病(赤もがさ)の大流行があり、翌長徳二年(995)に、免疫のなかった高位の官僚を中心にさらに追い打ちをかけるようなパンデミックが京都を襲った。相次ぐ疫病流行の中で、人々はどのように死と向き合ったのだろうか。夫の死の数か月後に書き始められたらしい源氏物語はその未曾有の疫病災害のさ中にあって、死を見つめ、それにあらがうように書き継がれた「死の文学」なのだと言ってもいいだろう。源氏物語において、死はどのようなものとして描かれたのか。疫病はどう描かれたのか。それは当時の読者にどのように受け止められたか考えてみたい。(講師・記)

〈ご案内事項〉
・本講座は教室でも、オンラインセミナーアプリ「Zoom」ウェビナーを使ったオンラインでも、受講できるハイブリッド講座です(講師は教室)。パソコンやタブレット、スマートフォンでも配信を見ることができます。
・本講座はメール登録のある受講者全員に後日アーカイブ動画(1週間限定配信)のリンクをお送りいたします。期間内は受講者は何度でもご視聴いただけます。
・配布資料がある場合はメールでご案内いたします。郵送はしておりません。
・開講日の前日夜までにメールアドレス登録のある受講者の皆様に講座視聴リンクと受講のご案内をメールでお知らせいたします。弊社からのメールが届かない事案が発生しておりますため、モバイルメールアドレス(docomo、au、SoftBank、Y!mobileなど)はなるべく使用しないようお願い申し上げます。メールが届かない場合は yk9yokohama@asahiculture.com までお問合せください。
・Zoomのソフトウェアを必ず最新版にアップデートの上ご覧ください。
・ネット環境による切断やその他アプリの障害が起きた場合には、当社は責任を負いかねます。 またやむを得ない事情により実施できなかった場合は、受講料の全額をお返しいたします。
・第三者との講座URLの共有や貸与、SNSを含む他の媒体への転載、また、講座で配布した教材を受講目的以外で使用することは著作権の侵害になりますので、固くお断りいたします。
・オンライン講座の申し込みはWEB決済のみで承ります(開講日前日まで)。キャンセルは開講日の4日前まで承ります(手数料550円)。キャンセルの場合はyk9yokohama@asahiculture.comまでご連絡ください。その後のキャンセルはできませんのであらかじめご了承ください。

お申し込み

注意事項

・本講座はZoomウェビナーを使用した教室でもオンラインでも受講できるハイブリッド講座です(講師は教室)。開講日の前日夜までにメール登録のある受講者の皆様に講座視聴リンクと受講のご案内をメールでお知らせいたします。メールが届かない場合は、 yk9yokohama@asahiculture.com までお問合せください。
・ソフトウェアを必ず最新版にアップデートの上ご覧ください。
・本講座はメール登録のある受講者全員に後日アーカイブ動画(1週間限定配信)のリンクをお送りいたします。

日程
2021/12/23
曜日・時間
木曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 4,400円
教材費(税込)
-
設備費(税込)
165円

講師詳細

三田村 雅子(ミタムラ マサコ)
 1948年生まれ。早稲田大学大学院博士課程、フェリス女学院大学教授、上智大学教授を経て、現在に至る。専攻は物語文学、日記文学、『枕草子』。
朗読文化協会理事。
著書:『枕草子 表現の論理』『源氏物語感覚の論理』(いずれも有精堂)、『源氏物語 物語空間を読む』(ちくま新書)、『源氏物語絵巻の謎を読み解く』(三谷邦明との共著・角川選書)、『源氏物語を読み解く』(秋山虔との共著・小学館)、1996年より2005年まで、河添房江・松井健児と共に雑誌『源氏研究』(翰林書房)を刊行。『天皇になれなかった皇子のものがたり』(新潮社・とんぼの本)、『記憶の中の源氏物語』(新潮社)。