弥生文化と対外交流  漢と楽浪郡の文化

  • 福岡市 志賀島
  • 高久 健二(専修大学教授)
講師詳細

日本列島の弥生文化は、稲作農耕文化の定着、金属器の出現、墳丘墓の出現などに特徴づけられます。これら弥生時代に新たに出現した文化要素の多くは、朝鮮半島との交流を通じてもたらされたものです。とくに紀元前108年に前漢武帝によって朝鮮半島北部に設置された楽浪郡は、朝鮮半島南部の三韓や日本列島の倭が中国王朝と交流する窓口となりました。楽浪郡を通じた漢王朝との交流によって、漢の文物が三韓や倭にもたらされるようになりました。今回の講座では、考古学的成果をもとに、朝鮮半島や日本列島に大きな影響を与えた漢文化と楽浪郡の文化について論じます。(講師記)

2020年6月開講。

第8回
漢代の文化-漢代の都城と墓葬-
漢代の都城と前漢皇帝陵や大型漢墓などの墓葬を取り上げて、朝鮮半島や日本列島に大きな影響を与えた漢代の文化について論じます。

第9回
楽浪郡の設置と土城-前漢武帝の東方進出と漢文化の流入-
前漢武帝による楽浪・真番・臨屯・玄菟郡の設置とその後の変遷過程を概観するとともに、楽浪郡治・県治として使用された土城の様相について論じます。

第10回
楽浪郡の古墳文化(前編)-木槨墓文化-
楽浪郡前半期の墓制の主流をなす木槨墓をとりあげて、楽浪郡の発展期~最盛期(紀元前1世紀~紀元後1世紀)の様相について論じます。

※都合により変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

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お申し込み

注意事項

★2/27(土)のみ講座時間が16:00~17:45になります。ご注意下さい。

日程
2021/1/30, 2/27, 3/27
曜日・時間
指定の 土曜 15:30~17:15
回数
3回
受講料(税込)
会員 8,910円 
設備費(税込)
495円
持ち物など
必要なレジュメは当日教室にて配布します。

講師詳細

高久 健二(タカク ケンジ)
1967年生まれ。九州大学大学院文学研究科修士課程修了、韓国・東亜大学校大学院史学科博士課程修了・文学博士取得。九州大学大学院比較社会文化研究科助手、埼玉大学教養学部准教授を経て、現在、専修大学文学部教授。専門は韓国・朝鮮考古学、東アジアの古墳文化。著書:『楽浪古墳文化研究』(学研文化社)