ルイーズ・グリュックの世界 詩人の魂をみつめて

  • 江田 孝臣(早稲田大学名誉教授)
講師詳細

ノーベル賞を受賞したグリュックの近年の代表作『アヴェルノ』(二〇〇六年)を、原文と試訳をまじえて紹介します。英語原文は平易です。グリュックは十代後半に、母離れに伴う葛藤が原因で拒食症を発症し、治療に七年間を要しました。この母親との葛藤は彼女の生涯の主題となりました。とりわけ『アヴェルノ』では、母親との関係性をデメテルとペルセポネの物語によって神話化しながら、自らの魂との命がけの対話が展開されます。詩人のプロフィールもあわせて紹介します。(講師記)

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日程
2020/12/20
曜日・時間
日曜 11:00~12:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 4,400円
設備費(税込)
165円

講師詳細

江田 孝臣(エダ タカオミ)
1956年、鹿児島県に生まれる。千葉大学人文学部卒業。東京都立大学大学院博士課程退学(英文学専攻)。中央大学経済学部助教授、早稲田大学教授を歴任。日本エズラ・パウンド協会、日本アメリカ文学会、日本英文学会、早稲田大学英文学会、日本エミリィ・ディキンスン学会 、日本ソロー学会会員。著書に『『パターソン』を読む ウィリアムズの長篇詩』(春風社)、『はじめて学ぶアメリカ文学史』(共著、ミネルヴァ書房)、『批評理論とアメリカ文学』(共著、中央大学出版部)。訳書に、ヘレン・ヴェンドラー『アメリカの抒情詩―多彩な声を読む』(共訳、彩流社、)、D.W.ライト編『アメリカ現代詩101人集』(共訳、思潮社)、D.P.トリフォノポウロス、S.J.アダムズ共編『エズラ・パウンド事典』(雄松堂)など多数。