日中戦争と昭和天皇 「昭和天皇実録」に記録された昭和天皇の苦悩

  • 佐藤 元英(元中央大学教授)
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 満洲事変は塘沽(タンクー)停戦協定によって収拾しましたが、なぜその後日中戦争へと進展することになったのか、その原因と新たな日本の戦争目的を探ります。そこで総論的な「日本人と対華侵略戦争史観」を説明し、日本人の認識と中国人の認識の相違をとりあげ、その相違はどこから来るのかを考えます。そして、日本・中国・アメリカの視角から日中戦争の実態を「盧溝橋事件の発端」「第二次上海事件」「パネー号沈没事件」「南京事件」などを通して検証します。

<各回テーマ>
第1回 日中戦争についての歴史観
第2回 関東軍の華北分離工作と参謀本部の対中国政策の転換
第3回 盧溝橋事件の発端
第4回 第二次上海事件の裏面史
第5回 パネー号事件に見る日米英関係
第6回 「南京事件」大虐殺の史実

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お申し込み
日程
2021/7/1, 7/15, 8/5, 8/19, 9/2, 9/16
曜日・時間
木曜 15:30~17:00
回数
6回
受講料(税込)
会員 17,820円 
設備費(税込)
990円

講師詳細

佐藤 元英(サトウ モトエイ)
1949年生まれ。中央大学文学部国史学科卒業。外務省日本外交文書編纂官、宮内庁出向昭和天皇実録主任研究官、駒沢大学教授、中央大学教授を歴任。専攻は近代日本外交史。著書に『日本外交のアーカイブス学的研究』(中央大学出版部)、『近代日本の外交と軍事』(吉川弘文館)、『御前会議と対外政略』(全3巻、原書房)など。